読み返し。
人間だったのに臓器移植で喰種になってしまったカネキが混乱し嫌悪する気持ちも
トーカちゃんがそれを不愉快に思う気持ちもどちらもよくわかる。

1巻の時点では
許可の無い臓器移植に突っ込みたい向きもあろうし
カネキ目線だと孤立無援で辛いばかりの展開にも見えるが
差別問題の描写とも言えるもので
登場人物たちの苦悩がどの立場もどこかに共感ができる為
読んでいても苦しい展開である。