ネタバレあり

紅華歌劇団・100周年運動会が開催されることになり、準備に追われるさらさ達。

団員の年齢や本名を詮索しない『紅華コード』がなんだか良い。
知識の無いさらさにすぐに円盤を貸してくれる星野さんが頼りになるし、紅華愛も感じる。

トップが揃い踏みでミーティングしていて、ガチモードなのが見ていて楽しい。
ファンの人は本当に楽しみなのだろうと思える。

さらさがハサミを借りに行った時、
アドバイスに関しては授業でも良いやるから追々と言いつつ
オペラ座の怪人を例に個性の出し方を答えてくれる
安藤先生との会話のシーンが好きだった。
最初は厳しい人かと思えた国広先生もいい人だし
専科のみなさんもみんな魅力的。

双子だからと間違いで誤解されて怒られるのは嫌だけれど
勘違いじゃないですかと専科に物申せる本科委員長は非常に頼りになる。

千夏と千秋が喧嘩になって”家出をする”と言って
部屋を交換するだけなのが学生っぽくて可愛いし、
家出が続く内にさらさが「実家に帰りたい」と言うのが面白かった。

ミレイさんは厳しいけれど優しい人だ。
遅くなっても、みんなの前で自分の勘違いだったと
言ってくれるところもはっきりしている。
厳しくてもこうした線引きがしっかりされているのはすごく良いと思う。
千夏が自分から謝りに行けて、
そして千秋と仲直りできて良かった。
いつまでも一緒にじゃいられないことに気がつくのも良い。
10年後の運動会で並んで歩くという、レビューに変わる具体的な目標に向かって進んでいって欲しい。
本当にファンの人たちは、その日を心待ちにするだろうから。