ネタバレあり
一緒に寝ているのに、同じベットに
外から帰ってきたそのままの服で
着替えないままに寝られるのはとても嫌だ。
もともと実家で朝ご飯をしっかり食べる習慣だったのに、
コンビニで買ってきたパンとおにぎりを食べるだけの朝食というだけでテンションが下がりそう。
更に、用意を終えて食べようというタイミングで
「寝起きでお腹空いてないから」
と言われるのはうんざりしそうだ。
自分にとっては大事なことなのに「朝メシ『ぐらい』妥協してよ」と言われるのはきつい。
そしてそうやって妥協しつづけてきて、
「創太郎がいなくても全然平気ってことに気づいてしまった」
というのが、すごくリアルな台詞だ。
会いたい、と友達に投げかけて色好い返事をもらえないとへこむと思うが、その直後でも
「じゃあ朝は?」と再提案できるような関係性は羨ましいし、
まりちゃんも偉いなと思う。
一緒に行こうねって言ったから、予定が会うまでそのカフェに行くのを我慢したり
帰宅した夜中に起こされてケーキを食べようと言われたり
まりちゃんが映画を見ながらこういう朝食最高、と言っているのを「行儀悪い」と否定してみたり
創太郎に悪気はないのはわかるのだけれど、イラッとするのとてもわかる。
男の人ってっこういうところ、駄目な意味で無邪気だ。
況してやまりちゃんは、きちんとした朝食を食べたい人なのだし、
やっと我慢しなくてよくなって、朝から美味しいものをちゃんと食べて
天気も良くて、まだ時間も早くて一日が長く感じる
というのがすごく共感。
同棲を解消して一人暮らしを始めるまりちゃんが
「なにもかも新品の朝」とすっきりした顔をしているのがとても素敵。
なのに創太郎は、「勝手すぎる」「男ができたんだろ」
と言ってきてしまうのがあまりに幼稚だ。
そういう発想が出てくる時点ですごく疲れるし、なんでもいいと思うし、本当にがっかりする。
それでもかわいそうって情が残ってるところが
女って損だよねという気持ちになってしまった。
ずるずる流されずに思い切って決断して本当に偉いと思う。
Twitterを見てもう起きてるなら朝ごはん一緒に行こうって
誘ってくれるのりちゃんが良い友だち過ぎる。
こだわってテーブルとイスを買うところも
新生活という感じで良い。
孤独な殺し屋が朝食を食べているイメージというたとえには笑ってしまった。
朝ごはんを大事にしたいのだから、少し高くても
愛せるものを買うのはとても良いことだと思う。
「一人になってみて「あぁこれ私好きだったの」って
当たり前だったこと一つ一つ思い出す作業が楽しくて
自分と久しぶりに出会った気分」
というのが名言だ。
リサが
「自分との対話なんとか言ってヨガの先生きどってるけど
ただ鎖国してるだけじゃん」
と自分に言ってしまうのが、自虐でもあるけれど
恰好よくもあった。鎖国という表現が秀逸。
朝ご飯ごちそうして、「これが欲しかったんでしょ」
っていう創太郎は本当にとことんわかっていない。
でも「理想の人なんていないからマジで!!」っていうのはある程度女やってると残念ながら気がつく真実でもある。
栞の旦那がひど過ぎる。
弁当の日だと思いだしてきちんと帰るのが偉いなと思った。
実際子供を置いて自分だけホテルへ行くというのはなかなか実行できるものではない。
プチとは言え家出なので相当の覚悟が必要だったのではと思う。
そこまでしても結局「弁当作って」とまた言われてしまう訳で。
作りに戻ったのだからそれでも良いのだろうし、
弁当の日だと気づいて自分で作ろうとするだけで意外とまともな旦那さんだなとは思うが
どうも釈然としない。
本人同士納得しているならこれで良かったのだろうけれど
自分だったらスマホは持っていくし相当の謝罪がないと帰らないだろう。
仕事が忙しくて体を壊してしまっていて、
上の人に相談しても仕事量が減るわけではなくて意味がなくて
という辛さが、とてもよくわかる。
それでも頑張っているのに、「何が終わらないのか」を把握していない上司に
「雑用」と言い放たれたら、いくら悪気なく言っているのでろうとも気持ちが萎える。
せっかくのお気に入りのテーブルが物置になっていくのは
メンタルにボディブローのように効いてくると思う。
外から帰ってきたそのままの服で
着替えないままに寝られるのはとても嫌だ。
もともと実家で朝ご飯をしっかり食べる習慣だったのに、
コンビニで買ってきたパンとおにぎりを食べるだけの朝食というだけでテンションが下がりそう。
更に、用意を終えて食べようというタイミングで
「寝起きでお腹空いてないから」
と言われるのはうんざりしそうだ。
自分にとっては大事なことなのに「朝メシ『ぐらい』妥協してよ」と言われるのはきつい。
そしてそうやって妥協しつづけてきて、
「創太郎がいなくても全然平気ってことに気づいてしまった」
というのが、すごくリアルな台詞だ。
会いたい、と友達に投げかけて色好い返事をもらえないとへこむと思うが、その直後でも
「じゃあ朝は?」と再提案できるような関係性は羨ましいし、
まりちゃんも偉いなと思う。
一緒に行こうねって言ったから、予定が会うまでそのカフェに行くのを我慢したり
帰宅した夜中に起こされてケーキを食べようと言われたり
まりちゃんが映画を見ながらこういう朝食最高、と言っているのを「行儀悪い」と否定してみたり
創太郎に悪気はないのはわかるのだけれど、イラッとするのとてもわかる。
男の人ってっこういうところ、駄目な意味で無邪気だ。
況してやまりちゃんは、きちんとした朝食を食べたい人なのだし、
やっと我慢しなくてよくなって、朝から美味しいものをちゃんと食べて
天気も良くて、まだ時間も早くて一日が長く感じる
というのがすごく共感。
同棲を解消して一人暮らしを始めるまりちゃんが
「なにもかも新品の朝」とすっきりした顔をしているのがとても素敵。
なのに創太郎は、「勝手すぎる」「男ができたんだろ」
と言ってきてしまうのがあまりに幼稚だ。
そういう発想が出てくる時点ですごく疲れるし、なんでもいいと思うし、本当にがっかりする。
それでもかわいそうって情が残ってるところが
女って損だよねという気持ちになってしまった。
ずるずる流されずに思い切って決断して本当に偉いと思う。
Twitterを見てもう起きてるなら朝ごはん一緒に行こうって
誘ってくれるのりちゃんが良い友だち過ぎる。
こだわってテーブルとイスを買うところも
新生活という感じで良い。
孤独な殺し屋が朝食を食べているイメージというたとえには笑ってしまった。
朝ごはんを大事にしたいのだから、少し高くても
愛せるものを買うのはとても良いことだと思う。
「一人になってみて「あぁこれ私好きだったの」って
当たり前だったこと一つ一つ思い出す作業が楽しくて
自分と久しぶりに出会った気分」
というのが名言だ。
リサが
「自分との対話なんとか言ってヨガの先生きどってるけど
ただ鎖国してるだけじゃん」
と自分に言ってしまうのが、自虐でもあるけれど
恰好よくもあった。鎖国という表現が秀逸。
朝ご飯ごちそうして、「これが欲しかったんでしょ」
っていう創太郎は本当にとことんわかっていない。
でも「理想の人なんていないからマジで!!」っていうのはある程度女やってると残念ながら気がつく真実でもある。
栞の旦那がひど過ぎる。
弁当の日だと思いだしてきちんと帰るのが偉いなと思った。
実際子供を置いて自分だけホテルへ行くというのはなかなか実行できるものではない。
プチとは言え家出なので相当の覚悟が必要だったのではと思う。
そこまでしても結局「弁当作って」とまた言われてしまう訳で。
作りに戻ったのだからそれでも良いのだろうし、
弁当の日だと気づいて自分で作ろうとするだけで意外とまともな旦那さんだなとは思うが
どうも釈然としない。
本人同士納得しているならこれで良かったのだろうけれど
自分だったらスマホは持っていくし相当の謝罪がないと帰らないだろう。
仕事が忙しくて体を壊してしまっていて、
上の人に相談しても仕事量が減るわけではなくて意味がなくて
という辛さが、とてもよくわかる。
それでも頑張っているのに、「何が終わらないのか」を把握していない上司に
「雑用」と言い放たれたら、いくら悪気なく言っているのでろうとも気持ちが萎える。
せっかくのお気に入りのテーブルが物置になっていくのは
メンタルにボディブローのように効いてくると思う。