【読了】午前3時の無法地帯2 (Feelコミックス)

思わせぶりな多賀谷さんの同僚は腹が立つ。
瀧さんも、ももちゃん守ろうとするのはいいけれど
社会人としての自覚が足りないなんて言い方をするのは良くないと思う。
真野さんとももちゃん仲良しなのはいつ見ても微笑ましい。

「やばい何を知っても嬉しい何だって知りたい
些細だけどこの人を構成している大切なことたち」
というももちゃんの言葉が可愛らしい。
「いいトシこいて酒の力借りちゃった」
と抱きつかれたら、かわいい、たまらんと思ってしまう気持ちもすごくよくわかる。
期待とは違う展開だったけれど、一緒にくっついて眠れる。
「またこうしたいってずっと思ってた」
「気持ちいい」
という感覚も共感する。
気を遣って1時間も廊下で待ってくれる輪嶋さんが
ちょっと意外だし地味に善い人で可愛い。笑

中々とれない喉の小骨。
「そのうち取れるよ。そのうちね…」
という暗喩が秀逸。

友達のあーちゃんが、痛い目見ると思ってるけど関係ない
「だってホレた男に好きって言われたら無敵なんだよ」
という台詞、不倫だから相手の家族に迷惑がかかるので
関係なくはないけれど、
好きって言われたら無敵(な気持ちになれる)のはわかる。
ももちゃんが無敵状態で働いている姿を見て
輪嶋さんがうっとしているのは面白かった。
おせっかいをやめとけと言う割にちゃんとけりつけとけよ、
頼んだぞと言うところもなんだか好きだ。
自分は瀧さんに押し付けて逃げちゃうけれど。

事実を知ったももちゃんが「ありえないよそれ。ちょっと待ってなにそれうけるははっ」と言うコマが痛々しい。
『今日立ち止まったら明日死ぬ』は名言だ。
そう思って頑張って出社したのに、一通り事情も知っていて
被害者であるももちゃんに「ちゃんと仕事できるようになるまで来なくていいよ」
と言う堂本さんはちょっとどうかなと思った。
言うにしてももっと言い方があるのではなかろうか。
俺は全然大丈夫だからコーヒー好きだから、と輪嶋さんが取りなそうとしてるのが可愛い。
真野さんも「冷たい」と言っているし、「ももちゃんバカじゃん?」というセリフはきつい。
ももちゃんのためにも自分のためにも、真野さんは怒ったんだろうなと思う。
「期待させるのは男の方じゃん」 。
わかってないのは女の方だなんて言っているけれど、
毎日飛んでいきたいと思っていたって実際来ないのは男だし、
女はそれでも来てくれるかもしれないと思って何とか都合をつけて待ってしまうから
こっちばかり期待して報われないという気持ちになってしまうのでは。

「そもそも何か始まってたのか?」というももちゃんの回想が辛い。
もう一緒に親子丼を食べたり屋上でおしゃべりしたり
正式に恋人として付き合っていたわけではなくても
何かが始まっていたわけではなくても、そうしたちょっとした日常の楽しいことが
もうできなくなるというのがたまらなく寂しい。

たもつと出会ってあけっぴろげに会話出来るようになったのはちょっと良かった。
「別れた相手なんてどうでもいいもんね」という笑顔のももちゃんに
たもつが傷ついているのはちょっと笑える。男って何でいつまでも元カノが自分を好きでいてくれてると思っているんだろう。
結婚のことを話す前に一線を超えるのは良くないと思っていたのでは
と男目線の意見を言ってくれるのは良かった。

会社に戻ろうと切り替えようと頑張るももちゃんとっても偉いと思う。