2月8日15時からの1部、当選したので参加してきました。
場所は東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校 。

整理番号順に並んでエレベーターで10人ずつくらい9階へ案内され
会場は100人くらい? で前方にステージ、折りたたみ椅子が並んでいました。

以下順番や言葉遣いなど詳細はあやふやなのでニュアンスございます。

はじまり

時間になってまず出てこられたのは
司会のアナクロニスティック 長谷川さんとホビーさん。
早速お呼びしましょう、ということで呼び込み。
Ryujiくんの衣装はelements,Hのブラックホイルカットソーに
黒のよく着てるワイドパンツ。

改めて自己紹介をお願いします、と言われ話そうとするも
マイクのスイッチがきちんと入っておらず苦笑い。
ちゃんと入れてくださいねとアナクロニスティックさんに突っ込まれつつ
笑顔で「おはようございます。Ryujiです」とお辞儀。

アナクロニスティックさんは1年前も司会をしてくれたとのことで
ありがとうございましたと言い合うRyujiくんとアナクロさん。
Ryuji「まずあれ見せてくださいよ」
ホビーさん、一周回ったら舘ひろしさんになるという
一発ネタを披露してくれる。
Ryuji「(ホビーさんのポーズを真似して)足がちゃんとこうなってますよね」
ホビー「細部まで見ていただいて」

 

歌 1曲め

Ryujiくんと鳴さんは用意されていた椅子に座る。
それぞれ下手側、上手側。

初めに歌ってくれたのは中島みゆきさんのファイト!。
「みなさん中島みゆきさんって知ってますか」頷く会場。
受験シーズンだから。受験したことは1度しか無いから
シーズンがいつかわからないけど、大体これくらいだと思ったから。

「ちょっと最初の音だけいいですか」と
鳴さんに音を出してもらいあーと声出し。
「2人とも忙しくて(鳴風さんと)予定が合わなくてリハする時間がなくて。
30分か1時間くらい前に合わせたんですよね」

鳴さんとアイコンタクトをしつつ歌う。

(歌い終わってから)
「すごいっすね。照明さんとか。さっきちょっとしか歌ってないのに
こんなにちゃんと合わせてくれるんですね」
「いろんな方がカバーしている歌なので、どれが本当なのかわからないんですよね。
100パターンくらいあるから正解がわからなくて」
ホビーさん「いや、今のが100%正解でしょう。ねぇ(会場に)」会場拍手。

受験シーズンっていつなのかという話に。
「もう終わった?」
客席も答えられない。
1次2次推薦公立私立、試験の種類によるから一概に言えないもの。笑
Ryujiは高校入試で1度受験をした。
「鳴さんは? ほい(くえん)卒?」
鳴さんも高校入試で1度とのこと。
Ryujiは滑り止めも受けず、合格発表も見に行かなかった。
「絶対受かると思ってたんで。……ランクひとつ落としたから」
それまで凄いと言ってくれてたアナクロさん、
「第一志望が滑り止めになってる」とツッコミ。「切ない思い出でしたね」

 

Adamについて

Adamについてのコンセプトなどを訊かれ、
いつもの調子で鳴さんに無茶振りするRyujiくん。
ふわふわと曖昧に「それはあれだよね」と答える鳴さん。
鳴さん「りんごがコンセプトで」
Ryuji「りんごはHamelnでもコンセプトでしたけどね」
アダムとイブがいて、今までの年表でという
いつものちゃんとした説明をするRyujiくん。
「でもりんごっていうか、りんごとは明記されてないんですよね。
りんごかもしれないと言われているだけで、違うんじゃないかとも言われている」
「なんで和装なんですかって言われるんですけど
オレたちは語り部ということなんですよ」

Ryuji「苦労したこと、あったかなぁ」
アナクロ「あるでしょ」
Ryuji「いや、割とスムーズに何事もなくできたんですよね。うまく
曲も1ヶ月くらいでできて」

(ヤタガラスは)「サビとかごめかごめを入れることしか決めていなくて
エンジニアさんと話してあそこまでの完成形に持っていくのが苦労しましたね」
サビはiPhoneに吹き込んでいたと聞いて
アナクロ「いつもiPhoneというか携帯に入れてるんですか」
Ryuji「はい。そうですね」

どんな時に曲を思いつくのかという話をしていて
「いろんな時ですけど、一番困るのは台本覚えてるときに浮かぶとき」
台詞を取るか曲を取るかで悩むから困るそう。
「(未発表の曲は)5曲くらいあります。発表させていただける機会があれば
いつか発表できるときがくると思います」

(MV撮影中の苦労話として)
Ryuji「おっきい蛙がいました」
アナクロ「どこにいたんですか?」
Ryuji「あれ、なんて言ったらいいんですかね」(鳴さんを見る)
「なんか溝みたいな。もう助からないレベルの深いところにいて。
人間でも無理じゃないかっていうくらい」
「結局スタッフさんが助けてくれたんじゃないですかね」
アナクロ「優しいですね」
Ryuji「HAKUEIさんがずっと、オレが助けるって言ってました」

(裏話を更に訊かれて)
Ryuji「発煙筒がすごく目に染みるんですよね」
鳴さんも隣で同意している。
Ryuji「みなさんも帰ったらやってみてください」
アナクロ「いややらないでくださいね!
やったとしてもRyujiさんがやれって言ったからって言わないでくださいね!
問題になりますから!」

 

MVメイキングVTR

アナクロ「今日はなんとここだけで見られる特別限定映像があります。
MVのメイキングをみんなで見ようかと」
Ryuji「見たこと無い。初めて見る」
会場ざわざわ。嬉しい驚きと、どこでどう見るの? という感じ。
Ryuji「携帯で見るんですか?」
アナクロ「いやそんな小さい画面で見てどうするんですか。
今スクリーンが下がってきますから」
徐々に下がってくるので、Ryujiくんも鳴さんも立ち上がって下がる。
スクリーンがどこにどれくらい降りてくるかわかってない感じ。
アナクロ「(2人が)丁度座ってた位置くらいですね」
演者さん全員スクリーンの後ろへ行ってしまうので「出ましょう」と
下手にアナクロさん、上手にRyujiくんも鳴さん。
機材がスクリーンに引っ掛かってわたわたしつつ、スクリーンが降りる。
Ryuji「これどこから見たらいいんですか」ときょろきょろ。
前列のおねえさんに
「ちょっとそこ変わってもらっていいですか? ここ見にくいんで」
と笑いを取りつつもスクリーン横に用意された椅子に座る。

ヤタガラスの影踏み の時
Ryuji「これ鳴さんが変な丸太みたいなのの上に立たされたんですよね」
歌い終えてカットがかかるまでのシーン「これが気まずいんですよねー」
ドローン撮影も行われたものの、木が結構林立しているので途中で引っ掛かってしまい
歌っている途中で笑ってしまうRyujiくん。
Chirolynさん?が「おい」と突っ込んでました。

L.R の屋内シーンで
Ryuji「これいっつも髪のこれが取れるんですよ。
(後頭部に左手をやるも、Vが切り替わり)次いっちゃった」
と話がそのままになる。

撮影した日は台風が来ていて交通機関が大幅に遅延しており、
Chirolynさんと鳴さんは遅刻してきたらしい。

灯篭流しの撮影風景を見ながら
Ryuji「これ私服なんですよ。この日着てきたやつ」
アナクロ「そうなんですか? 滅茶苦茶世界観に合ってますね」
一発撮りなので事前に手順を入念に確認してから挑んでいました。
カットがかかって速攻HAKUEIさんから「良いじゃん!」との声が。
感嘆の雰囲気でなんかすごく良かったです。
画面にテロップでYoutube公開中、と入っていて
Ryuji「へー。Youtubeで見れるんですね」

L.R の冒頭の撮影シーン
HAKUEIさんが出てくるところでなんとなく笑いが起きる会場。
Ryuji「よく真顔でやれますよね」
何度も撮影している中で、HAKUEIさんとRyujiくんが
ゆっくり手を繋いで撮っているシーンも。
Ryuji「普通実速で撮ってスローモーションにするんですけどね」
アナクロ「編集じゃないんですね。笑」

撮影後、立ったままテーブルのお弁当を開くRyujiくん。
Ryuji「ご褒美に鯖を食べます」
スタッフさん?「ウィンナーも食べてください」
Ryuji「ウィンナーはちょっと糖質制限してるんで」

HAKUEIさんに帰ろうと言われ、ちょっと笑って「帰りますか。帰りましょう」
アナクロさんが、灯篭流しの衣装というか私服のRyujiくんと
ごてごて衣装のHAKUEIさんが並んでいるのを見て
「衣装の落差がすごいですよねこれ」

Ryuji「撮影は13時間くらいかかりました。打ち合わせもいれたら16時間くらい」
アナクロ「3曲全部一気に撮ったってことですか。ハードスケジュールですね」
Ryuji「はい」
アナクロ「そんなもんなんですか」
Ryuji「いや普通やらないと思います」

 

質問コーナー

事前に客席から集めた質問に答えるコーナー。
用紙の入ったボックスがスタッフさんによって運ばれてくる。
箱に手を入れながら
「なんかライブのときの同じようなことやってますよね」と鳴さんに。


1つ目の質問は、昨日Ryujiが結婚する夢を見た、結婚願望はありますか。
「結婚願望は無いですね。炎上が怖いんで」
随分赤裸々に言いますね、とホビーさんに笑われる。
Ryuji「だって結婚願望とかあります? 中学とか高校のときとか」
ホビー「結婚願望ではないですけど、大人になったら結婚してみたいな
(ライフプラン的な物は)ふわっとありましたよ」
Ryuji「あ、結婚願望ってそういうことですか」蟀谷に手をやり考え
「だったらあります。死ぬまでには結婚したいなっていうのは」
ホビー「今すぐにというのは無いということですね」
Ryuji「あ、でもやっぱいいです。炎上しちゃうんで」

箱の中にいっぱい入っているそうで、会場にいる人数よりも多く感じたらしい。
アナクロ「1人2枚とか書いてないですよね?」

2つ目の質問を見て笑うRyuji。「あぁ、面白いですね」
「Tokyo2020の最有力候補として選出されたRyujiさんですが
どの競技で出場されるんでしょうか」
アナクロニスティックさん 「え、そうなんですか、知らなかったですけども」
「そうだったんですか」
Ryuji「えぇ。そうなんですよ」
「どの競技で出られるんですか?」と言われて下を見てしばし無言。
アナクロニスティックさん を見上げて、「カバディです」
アナクロ「あのカバディカバディってやつですか。笑
マイナーな。会場誰もルール知らないですよ」

Ryuji「これ(質問用紙)1人1枚ですよね? いいんですかね(この方は)こんなクソみたいな質問で(使っちゃって)」

サザンクロスの019の意味は?
Ryuji「意味は無いです。ただ語感が良いと思って入れたんですけど、
あとから日本から見える星座の19番目だってことがわかって」
アナクロ「すごい。運命的ですね」
Ryuji「(019という歌詞を)最初に見た時HAKUEIさん爆笑してましたけどね」

※多分、フラムスティード番号のことを言っていると思う。
星座ごとの通し番号と、星座名の属格で表した数字で、みなみじゅうじ座は19。

 

ツアーのエピソード

基本的に順調に終わった。
札幌のせんぶり茶事件の話をしていました。
Ryuji「出た結論が、鳴さんはお茶が苦手。笑」
アナクロ「それ映像とか撮ってないんですか」
鳴さん「いやステージでですよ」
Ryuji「楽屋でやってたら変じゃないですか。笑」
アナクロ「いや仲良いなーと思って」

アナクロさんがツアーは各地を回って、仙台ではお誕生日で
と話を振る。
Ryuji「バースデーライブはケーキで盛大に祝っていただきました。
190cmくらいの。チェ・ホンマンくらいのサイズの」

 

歌2曲め

Oblivion。
「(ファイト!よりも)不安」
最後のところは鳴さんにアイコンタクトと手振りで
ギターを掻き鳴らしてから終わり。
「貧血になるかと思いました。座って歌ってるんで(いつもと違う)」
下を向いて背中を丸め、絞り出すように歌っていて、自分の席からは
左肩しか見えないくらいでした。

 

ツアーの意気込み

鳴さん「ツアー少し時間あいちゃいますけど、集大成楽しんでいただけたら」
Ryuji「21日来るよっていう人。22日来る人。(会場手を挙げる)
ああ、結構いますね。
21日はちょっとサプライズがあるんです。ね、鳴さん。みんな吃驚しますよね」
と鳴さんがまた無茶振りされて「ね」と合わせるも
「言ってないんで知らないんですけどね。まだ誰にも言ってないんで。
22日はまた別のことを考えてますんで。
ちょっと円盤に入れられるかわからないぎりぎりな感じですけど」
さっきのケーキの件つながりで
「チェ・ホンマンがくるかも」という笑い話になり
Ryuji「チェ・ホンマン、じゃないんですけど、まぁ、うん。という感じです」
アナクロ「じゃあ誰かしらの格闘家が来るということで」

1時間ほどで終了。本日はありがとうございました、の後に
Ryui「ひとネタやってください。ここで見てるんで」
アナクロ「いいんですか? じゃあショートコントで」
Ryujiくんと鳴さんは上手の方に立っていて、自分の席からは
機材の陰になっていて髪の毛くらいしか見えないくらい端へ寄ってました。
隣人が訪ねてくるショートコントやってくれました。
面白かった!
終わったらアナクロさんに拍手をして去っていきました。
気づいたらいなかった感じだけど客席手を振っていたという感想も見かけました。
ただそれでもさっくりはけていった感じ。
続いてアナクロさんも上手へ退場して終了。

帰りは後列から10人ずつエレベーターに案内されて順番に外へ。
結局チケットもぎりとかなかったですね。単なる整番用紙でした。

 

個人的な感想

そんなにリハする時間も作れないほど多忙なのに
多分リアフェのイベリハとかもやってるでしょうし
なのにこんなイベントをしてくれてありがたい気持ちと、申し訳ない気持ちが。

正直、ただ歌うだけで上手い訳で、カラオケのように
気軽に歌ってくれても会場は満足しちゃうと思うんですけど、
ファイト!の歌い方の正解を模索しているところが真面目ですし
普段原作本なんかもきっちり読んで役作りをしている
流司くんならではだなと思いました。

あとは、MVがつべに上がってるの知らないところとか
兎に角今ある仕事を全力でやって、その後の評価とか成果は
あんまりチェックしないのかなと。
自分の出演したV全部見る人と見ない人で、芸能人って分かれるって言いますけど
流司くんは見ない派なのかな。

2部の感想も見ましたけど、来てる人は違うんだから
全く同じことをやっても構わないと思うんです。
それでも、衣装を変えて曲も変えてくれるんですよね。
ツアー自体もそうですよね。
セトリってツアー全体でずっと変えなくて、楽だけアンコール多め
なんてバンドも多いと思うんですけど
ブロビは変えてくる。MCもあんまり同じこと言わない感じだし。
簡単に言えば、サービス精神旺盛ってことかもしれない。

お芝居も、同じ台本で毎回するのに都度表現が違う、
その時の生の感情で演じているという流司くん。
彼は、表現者なんだろうなと思うのです。
常に根幹には、お芝居があるのかもしれない。
役者佐藤流司が創り出すThe Brow Beatの世界は、
こういったイベントも常に一期一会で、その時のリアルを届けてくれる。
流司くんの表現に対する考えが、一瞬一瞬の生の感情なんだろうなと思いました。

リリイベ参加は初めてでしたが、楽しかったです。
参加させていただきありがとうございました。