The Brow Beat Live Tour 2020 “Adam”　1月10日(金) Zepp DiverCity(TOKYO) レポ

※ネタバレあり。
※苦言あり。

ライブレポ

約10分押し。
エリーゼのためにが流れ終わりいよいよスタート。

紗幕にプロジェクトアダムというSFアニメ調のショートムービーが流れる。

セトリ

Eve
Adam
サザンクロス
日本
光のアルペジオ
MC
ヤタガラスの影踏み
Hide and Seek
火炎
Oblivion
MC
BLACK SHEEP
ジセイノク
パラノイド・スター
MC
沙羅羅羅
Black & Black
L.R

アンコール
　　 MC

灯篭流し
睡蓮
MC
Snow White
Brow Beat

MCのメモ

客入りが随分余裕のある感じで心配していましたがRyuji曰く「たくさん入っていて安心しました」だそうで良かった。「8500人くらい入っているそうで」
「Official髭男dismでーす」
「今日何の日だか知ってます？ 110番の日だそうです」
「鳴さんお子さん産まれたんですよ。まぁオレとの子供なんですけど」しーっと指を立て合う鳴さんとRyuji。
Chirolynさん、Ryujiに話を振られて「やめろ、2020年から変えてくんだから根本的に」
かどしゅんさん、野音の時楽屋に来てくれていたとのこと。
2020年はオリンピックもあるので、人もすごい増えるだろうから、人混みが駄目なので家から出ないのが目標
イギリスやロシアから来たというお客さんが。
「ワールド・ツアーできちゃいますね。どこ行きましょうか」
「ここ」から来たという客に対して「はい終わり。絶対だな。ここ泊まりなさいよ？いい家住んでますね」
おみくじ大凶出た人、と言われてかなりの数が手を挙げる。「マジっすか。スタッフさん大凶入れすぎでしょ」
おみくじを取りに下手袖へはけてしまう。
Chirolynさん「何も聞いてないからね？これ」
みんなでおみくじを引くことに。
Chirolynさん　末吉　ピクルス
鳴さん　凶　やばい
かどしゅんさん　半吉
「夜中の2時くらいに考えてるんでね。わけわからんこと言ってますよね」
Ryuji　中吉
「格言は、流司はおみくじ中吉ばっかり引く。オレすごくないですか？ちゃんと中吉引いた（笑）」
Chirolynさん「予言みたいだね」
初詣は行ってない。神様とか信じてないから行ったことあまりない。
北海道は二泊くらいした。蟹、いくら、ジンギスカンを食べた。観光は行ってない。沢庵音を出さずに食べるゲームはもう飽きた。
首の周りになにかあるのが嫌い。タートルネックとかマフラーもあまりしない。
顔洗ってるときとかに首に垂れてきて濡れるのが嫌。
乾杯で
Chirolynさん「酒？」
Ryuji「りんごジュースです」
1つだけはずれが入っている。何かは内緒。さっき裏で飲んだけど滅茶苦茶まずかった。
会場のみんながはずれが引いたのが誰か正解できなかったらアンコールは無し、ここで終了にする。全員、当たりだったという体で飲む。
飲んでRyujiはすました顔、HAKUEIさんは腕を口に当てて笑い出す。鳴さんは咳き込み、かどしゅんさんは挙動不審。Chirolynさんは水を飲んで嗽をする。
会場の挙手はRyujiとChirolynさんほぼ無し、あとは同じくらい？
正解は鳴さん。はずれはお酢の原液だそうで。それはまずいっていう次元の話じゃない。
飲んだ瞬間ガチ咳き込みしたのでHAKUEIさんが爆笑していたらしい。
鳴さん「凶ひいたから…」
HAKUEIさんにもおみくじを引いてもらうことに。
Ryuji「大吉引いてください」
結果を見ておっ、来たってHAKUEIさんの笑顔が楽しい。出たのは大凶。
HAKUEI「格言、ここまでくるともはや大吉」
HAKUEIさんは今年50歳になるそうで。
「年相応に落ち着いて大人しく生きていきません」
L.Rを歌うとき、「ブロビらしくバラード」「胸に手を当てて泣きながら聴いてください」
歌いながらフレーズごとに「もう泣いてください」「号泣してください」
最後に「手でも繋ぎますか」と全員で手を繋いでフィナーレ。
鳴さんがピックを投げてくれて、2枚めRyujiが構えてキャッチしたのを客席に投げた。

チームワークが良い

メンバーが仲が良さそうなのが良くて
それがパフォーマンスにも反映されていると思う。
Ryujiが歌いながら鳴さんを見つめたら鳴さんも見つめ返してかなり長いこと見つめ合ってみたり
先にRyujiが出てメンバーの準備が整ったら「好きな順番で呼んでください」のときも顔だけ出しているかどしゅんさんを見て「妖精さんかな？」って言ったり。

RyujiがRyujiだからなんだろうとも思うけど
全員が終始楽しそうにしてくれていて見ていて嬉しい。

お立ち台が見やすい

常にではないけど台の上に立ってくれるから
後ろの方からも見やすいと思う。
自分はチビなんで基本見えないと諦めていたけど
それでも見えたから有り難い。

演出が豪華

ライティングや銀テ、スモークなど
それこそ8000人規模のキャパなところではやりそうな演出が惜しげもなく。
お金かけてるなぁという気持ち。
ライティングは特に恰好良かった。

客席のノリについて

ライブというよりコンサートノリ

ブロビのライブに行ったのは自分は今回が初めて。
なので事前に色々調べて、自分が知っているロックバンドのノリで良さそうと思い安心していた。
ゴリゴリのロックの小屋でのライブはかなり回ってきたから。

でも実際行ってみたら、ロックのノリの人は非常に少なかった。
腕を振り上げるにしてもペンラを振っているやり方なので、指揮者みたいに手を振ったり
前に向けて手を振っているから、肘や手のひらを頭や肩にぶつけられて結構不愉快。
腕を上げたら上げっぱなし。曲調が変わってもノリが変わらないし、灯篭流しなんかになると棒立ちでノッて聴いている人が少なくて違和感だった。

行きたいなら初めから前に行くべし

曲が始まってステージに人が押し寄せるからその空いたスペースに後ろから人が押し寄せる、というのは小屋ではよく見る光景だけれど、
ブロビの場合は最初から前が割とがらがら。始まってから「やっぱりRyujiの近くに行きたい」と前に行くのはいいけど
人にがつがつ当たって走っていくなよ。Ryujiは逃げないよ。
Ryujiの前だけ人がいて客席から見てVの字に客が集まっていて、Ryujiの真ん前じゃなくて少しそれれば
かなり前の方で見られるんだけどね。
Twitterで見かけた人では整理番号800番台でも一番前に行けたらしい。

音楽を楽しみたい

全体的に感じたのは、音楽を聴きに来ている人は少ないんだな、ということ。
確かに自分も佐藤流司くんが好きだし、それきっかけでブロビにハマったけれど
ブロビの曲が好きだ。
ライブが始まって早々、Ryujiの表情が恰好よくて
自分もおっとは思ったけど、それで会場から黄色い悲鳴が上がって引いた。
でも自分の方が場違いなんだろうなとも感じた。
ロックバンドのライブを聴きに来たというより、恰好良い流司くんを見に来ている人が多いんだろう。
MCでRyujiが「（お客さんが）言いたいことを言いましょうって時間じゃねぇの」って言ってたけど、
私はかなり本気でそれに頷いてしまう。
折角ノッてきたのにMCでまったりしてしまうのも勿体ない。MCが長いし多い。
Ryujiがやりたくてやってる分にはまぁそれでもいいんだけど
オタク女子にありがちな自分だけが面白いと思ってる悪ノリで引っ張られるのは辟易した。

そのノリで聞いてるから、Ryujiがネガティブなことを言いそうな空気でも
「なにー？ｗ」「おーっ？ｗ」って言ってしまうのでびっくりした。
自分はブロビ解散くらいのネガティブなことを覚悟した空気だったのに。

驚きと言えば冒頭のムービーみんな笑って見てましたけどなんで？リアクションに謎が多かった。

銀テが欲しいのもわかるけど、拾えなかったらすぐ諦めればいいのに、
うろうろ床に落ちてないか探していて音楽聴いてるのかな…ってなったし。

男性ファンが増えて欲しい

自分が昔推していた人（今はほぼ活動していない）も、
最初がアイドルバンドでファンが女ばかりなのを嘆いていて。
解散して別バンドをしてロック好きの男子が集まって、
ほぼ男子の中に自分は混じってライブに行っていた。
正直最初は抵抗があったけど。

Ryujiもやっぱり、佐藤流司、2.5次元俳優の看板があって客は女ばかりなわけで、
それをRyujiは嘆いてまではいないとようだけど
男性ファンを毎度気にしているのはそういうことだと思う。
折角良い曲を書いていてライブのノリもいいのに
ヲタ女しか来ていないと思われるのは悔しい。
男性ファンが増えて欲しい。とても勿体ない。

別人では無いにしろ佐藤流司ではなくRyujiと名乗っているんだし
ブロビの前のツアーグッズとかはOKだけど他はNGかなってのが
自分の常識だったんだけど、割と刀剣乱舞やらドラマや映画のグッズも
お構いなしで持ってきている人がちらほら。

自分が今まで見てきたロックバンドのライブハウスでのライブは
下手したらMCどころか一言も発せずひたすら涼しい顔で演奏して、
客が汗ぼとぼとで踊り狂うパターンだった。
帰り道はへとへとだった。
そのノリなんだと思っていたから、ブロビはそこまで暴れられず少々消化不良でもあった。
アーティストがヘドバンしてるのに
客席はノッててもちょっと飛び跳ねる程度って逆だと思う。

アンコールの呼び方もまさかの「アンコール、アンコール」の繰り返し。
しかもラスト終わってアーティストはけてすぐ始まって驚いた。
まず割れんばかりの拍手で感謝して、でもまだ収まらない
もっと見たいって気持ちがだんだんと手拍子になって
掛け声が混ざってどんどんスピードが早くなって、
自然消滅してまた手拍子が始まって、を繰り返す内
アーティストが出てくる感じ、がアンコールだと思ってたので
即アンコールのお作法にはびっくり。ブロビはこれが普通なの？

ノリ方にしろアンコールの呼び方にしろ
別に好き好きで良いっちゃ良いんだけど
ブロビのあの曲調とは合ってない印象ではあった。

普段2.5の舞台行ってるファンが多いからこうなっているんだろうと思うから
純粋に曲に惚れた男性ファンが増えれば雰囲気も変わっていくと思う。
正直そこは期待したい。

ライブ前後の話

グッズ販売について

14時からグッズ販売開始ということで、13時過ぎについたら
さほど並んでいなかったので、もっとぎりぎりでも良かったかもと。
しかし14時になっても列が遅々として進まず。
やっと建物内に入れたのが一時間過ぎたところ。
この階段を降りきればグッズ売場、というところで
会場限定色のラババン売切れと言われた。

1時間もしていないのに。
ケンスタさんが並んでる人数数えていたみたいだけど、
個数制限していないから「買えないかも」というアナウンスすら出来なかったんだね。
一人で何十個も買っていった人も多かったようで
16時くらいにはメルカリやなんかで転売しまくられてた。
しかも売れてた。（買うなよ。転売屋の片棒担ぐ行為だよ）

一人でラババンの他おみくじやらランブロやら何個も買っているから
余計レジの進みが遅いんだよね。
正直勘弁して欲しいところ。
これも今まで自分が行ってきたライブハウスのグッズ販売では
経験したことがなかった。
いざ14時になったらもっとさくさく列は進んでいた。
ファンもそうだし、グッズの売り方もアイドル寄りだから仕方ないんだろう。

しかし少なくともラババンは、
チケットある人だけ1人1個の制限をつけてくれても良かったと思う。
自分もだけど、来場記念に欲しかった人が多かったろうに。

周りに迷惑をかけないように

ライブハウスの近隣のトイレを占領して
メイク直しやTシャツに着替えるのやめて欲しい。
他のお客さんが使えないし、ゴミを残していくのは最悪。
帰りもエスカレーターでブロビのトートバッグを前に抱えず左肩にかけたまま右側を走って降りていく女子がたくさん。
エスカレーターは歩くなと言われている上
立って乗っている人に鞄ぶつけまくりでも気にしてない。
私もぶつけられたし中にファイルボックスとか入れてるから結構痛いんだよね。
ブロビのロゴついた鞄でそれをやることで
一般人のイメージが悪くなるよ。
Brow Beatとかいうやつのライブやってたみたいで
集まってるやつが非常識だったってなったら
ブロビメンバーとファンの面汚しだよ。

自分も女子校出身だから
テンション高くなった女子がどんだけうるさくうざいかは
自戒として知ってるし気持ちもわからないことはないけど
女ってほんと駄目だなって気持ちに久し振りになってしまった。
こういう雰囲気なら、一人でふらっと行けるライブではないなと感じた。
男ばかりの中に交じる方が全然楽。

ライブ自体は楽しかったのに、ファンや運営に疑問を感じ消化不良になって残念だった。
ラババン以外欲しいグッズは買えたので、次は2月21日なんだけど
端からラババンを諦めてぎりぎりに行こうか悩むところ。

ブロビありがとう

兎に角ライブは楽しかった。
前通ってた推しがライブ活動しなくなっちゃったんで
小屋にライブ見に行ったのは本当に久し振り。
ありがとう。また行かせてもらいます。