オルクセン王国史 野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか (3) 感想

結局転生物だったか。
確かに日本の歌の突拍子も無さに違和感があったが
本当に雨が降ったのはなぜなのか。
この話のあとに「弥栄」と出されると、白エルフも
転生してきたのかと思える。
転生してきたからといって王として素晴らしい理由にはならないが
転生チートなのか元が軍人なのか。

正直恋愛関係になってほしくはなかった。
忠義の関係が恰好良かったのだが。

史実をもじった感じの人間も出てくるし
何より世界地図がそのまま過ぎて興醒める。
それとも地球の未来やif世界の設定なのだろうか。
ドイツなど如何にもな名称や言語をこれまでも用いてきているし、なにか意図があるのか。

手籠めにされているというのが勘違いで
安心するのは良いが、快哉を叫んで喜ぶのはちょっとぴんとこない。

白エルフは何故そうやって敵ばかりつくるのだろう。
黒を虐げるのまでは百歩譲ってわかるとして
コボルト族からも恨みを買っているとは。
イザベラ・バードらしき人が冒険したのがエルフィンドらしいが
まさか日本のことではあるまいな?と思ってしまった。