さんかく窓の外側は夜 (7) 感想

悪意に慣れてるというのもその上でその相手をさせるのもムカつく。
三角くんらしいスタンスだと思う。
冷川がした『契約』がずっと気になっていたが、
思っていたより対等なものだったのか。

三角くんが縁を繋いだことで、迎くんとエリカも繋がった。
玲奈ちゃんが「怖かったね」「エリカ大丈夫⁉︎」と言ってくれる子で良かった。
悪い事にしか使えないとエリカが思っていた力で
友達を救えたのも大きな一歩だと思う。

迎くんが協力してくれることで随分話も進んだ。
なにか罠があるのではと怖くて仕方ないものの、
みんなの会話がどこか緊張感が無いのも可愛い。
冷川さんがふわふわしているのも怖さに拍車をかける。
侵入はバレたが、誰かまでは特定されなかった
と思って良いのだろうか。
半澤さんがお説教してくれて、次はおれも呼べ
と言ってくれるのが良いな。
「戻る場所」。
エリカと逆木は逃げ出せて初めて探せる。

心配係を自負するのは可愛いが、冷川さんはどんなつもりで
三角くんのことを「運命」と呼ぶのだろう。

”先生”も教団も依頼内容の善悪も考えないし
対象以外の人間を巻き込んでもなんとも思わない。
壊れている、と思う。
エリカの父親にエリカを殺させようとするのか不安だったが
そう言うわけでもなかったのか。
お母さんがスタンガンを持って追いかけてくるとは思わなかった。
そんな事をして自分も逃げたいだろうに
「逃げなさい」なのがどうあっても母親なのだなと思う。