キングダム (一) 感想

人に勧められて読み始めた。

貧しい中助け合って生きてきた信と漂。
顔が似ているばかりに巻き込まれ
命を落とした漂は本当に気の毒だが
ふたりの厚い信頼があってこそ、ここから物語が始まる。

漂が頭が良く勇気もあって、
政たちの信頼を受けるほどだったことに涙が出る。
「友と二人 身の程をわきまえぬ大望があります」
の台詞には痺れた。
政の言葉の端々から、漂が信のことを
事あるごとに話していたことが伝わってくる。
そして二人の夢を、恐らく羨ましく良い夢と
内心では思っているのだろう。

この時点での信はまだ馬鹿な子供だが、
それでも「これから先はお前の路だ」という
政の言葉が響く。
先が気になる展開で非常に面白い。