プラチナエンド (4) 感想

六階堂は有言実行だし、大人としての責務も果たしていたと思う。
よく銃弾を叩き込めた。どういうつてがあるのかよくわからないが
発砲の練習なども重ねてきたのだろうか。
この期に及んで白の矢どころか赤の矢も放たずに打ち込もうとして
相手を殺すことを恐れるあまり逆に器用な戦い方をしている明日。
気持ちは分からないとは言わないが、生き残れたのが奇跡だし
明日が死ぬことでメトロポリマンに明日の翼と矢が渡ってしまったら
咲たちは貴重な仲間と武器を失うだけでなく相手がまた強化されてしまう。
正直多少イライラしてしまうところだが、本人が
「戦うのに向いてない」というのは本当に今更でありつつも
なるほどなと思ってしまった。
子供だから覚悟が決められないというだけでなく
両親の言葉がある意味で呪縛にもなっているのだろう。

咲が自殺しようとしていた理由がここに来て明らかになる。
明日への態度もおかしいなと思っていたが、
彼のいじめに加わっていたことからくる良心の呵責に加え、
明日の飛び降り自殺を目撃していたのはそれは確かに衝撃だろう。
生きていたと分かって、しかも自分のことが好きだったと聞いても
と聞いても喜ぶより申し訳ない気持ちが勝つのも理解できる。
それを聞いて明日が咲を許せるのも、人を憎まない恨まないという
考え方があるからこそと思えば納得もできた。
告白の後まさに人が変わったような咲には驚いたが、
いつまでもうじうじして進むよりも前向きに明日との未来を
考えていくのは悪くないと思う。