まとめると

面白かった

私は佐藤流司さん推しで、荒牧慶彦さんと和田雅成さんと
染谷俊之さんも好きなのでこのドラマを見始めました。
他の役者さんもみなさん素敵で、今後活動をチェックしていきたいな
と思いました。

後半流司さんが結構活躍してくれたので、推しの姿が見られた
という点では大変満足です。

 

純粋にドラマとして面白いかというと否

ただドラマとして満足かというと、脚本が浅いかなと思いました。
兎に角漫画アニメ実写化が多い昨今に
オリジナルという点は評価すべき点だと思いますし
深夜な上4話しかないので深堀りできず浅くなるのは仕方ないですが
だったら浅いなりに思い切り感動に振るとかミステリーに振るとか
脚本上の矛盾点を削って持っていってくれたら良かったのにと思います。

 

役者人気ありきで勿体無い

1話の感想に書いた通り、飽く迄も
ミステリーは『要素』に過ぎず、売れっ子若手俳優の姿を楽しむ、
そうしたファンがターゲット層のドラマだったのだろうと思います。

ただ自分としては
好きな役者さん達だし、演技力も高く、舞台だけでなく
テレビドラマ用の演技もできる器用な方ばかりが折角揃っていたのだから
元からその役者のファンが見るだけでなく、
単に深夜ドラマやミステリードラマが好きな方が見て面白いと思って
この役者さん素敵だなと思ってもらえるようなドラマになっていたら
もっと良かったのにと思います。

役者さんたちは本当に良かったと思うのです。
ドラマの中の役柄も仕事とプライベート、リアルとフェイクの
オンオフがある状態なのですがそれを使い分けて演じていて
ある意味二役やっているような状態をこなしていましたし。

ドラマとしての完成度が高ければ、確かにこの紆余曲折を乗り越えて
デビューしたStellar CROWNSのCD発売というやり方は面白かったし
ファンの方が仰っているようなパート2や映画舞台の展開も
(中々メンバーの都合がつきづらいとは思いますが)
期待できたのではないかと思うのです。
2.5が好きな友達にしか勧められない内容でした。
ドラマとしてすごく良い!という感じではなかったのが残念です。

 

真相からの振り返り

伏線は特になかった

1話から見直して答え合わせをしてみました。
重箱の隅をつつくような内容になってしまいますが
ミステリー要素、その矛盾が実は伏線、というのは全くなくて
矛盾は矛盾のままというのが殆どでした。

昨今伏線の概念がばらばらになってきている気が個人的にしていまして。
単なるフラグ回収も伏線って言う方も多くなったなと感じているので
改めて書いておくと、
伏線というのは、重要なことをそう悟らせない状態で示しておくこと。
原因があって結果が語られるのが通常であれば、
結果を知ってから振り返るとあれが原因だったのか、とわかるのが
伏線です。
真相を知ってから見直したときに、ミスリードや伏線に気がついて
悔しかったりやられたーと思ったりするのが楽しいと思うんですよ。
たとえば映画や舞台にもなっている 容疑者Xの献身 なんか
素晴らしいですよね。

残念ながらミスリードというか、それにしても
さりげなくもない不自然な怪しさ匂わせばかりで
後からああこれそうだったんだなと思ったのは
2話の悠輔君の電話相手くらいだったかなと。
あとは無口な人が”犯人”というフラグ回収ですかね。

 

朱音さんについて

活動休止報告の動画はなんだったのか

「アーティスト活動をしばらくの間お休みすることにしました」
という冒頭の動画は、結局誰の為に撮って誰が発見しどこまで公開されたのでしょうか。
世間では失踪、自殺としか話題になってないのは
この動画自体揉み消されたのか、公開されたけどもあまりに突然だから
みんなが疑問に思っている、ということだったのか。
自殺するつもりでその前に撮った?
隠しマンションで自殺すれば死体が発見されないと思った?

 

なぜ『歌姫』なのか

歌姫は女性について言う言葉なのですが、特にこのあたり
説明などはありませんでした。

最終話の記者会見で、公の場で実際人がいる前でも「僕」と言っていたので、
ボクっ娘設定でもなければ男性ということで売っていそうですが。

 

翔琉について

ネットに書き込みしてたのは翔琉?

”失踪の原因はユニットの中に犯人がいる 朱音はまだ生きている”
社長に怪文書を送った犯人は翔琉だということは名言されたので
”朱音は生きている ユニットの中に犯人がいる”
という同じキーワードだから翔琉が噂を流すためにやった
ってことでいいのでしょうか。

 

警戒心があるようなないような

朱音さんを隠すことで必死だったと言っていた翔琉君ですが、
隠しカメラが仕掛けられている疑いが出てきたとき
ドキュメンタリー撮影のためかな それ以外何があるってんだ
と意外と警戒心が薄いんですよね。
自分が当初推していた、翔琉が一人で朱音さんを匿っていた説なら
凛に対するフェイクかなとも思うんですが
みんなグルだったとなると、もうちょっと警戒していても
良かったのでは? と思ってしまいます。

 

嘘が無いのはすごい

基本的に嘘はついていない

翔琉は、「失踪にオレ達は関係無い」くらいで
基本的に嘘は言ってないんですよね。
「いろんな意味でメリットがあると思ったから」
「天使だろうがなんだろうが関係ないです」
「自信? そんなんじゃないです」
兎に角朱音さんを助けようとしていただけだった。
守屋さんに色々訊かれても、目線から判断するに
単純な記憶というより、朱音さんとの会話や
朱音さんのもしくは自分の音楽、
朱音さんの自殺を止めた時に手の感覚を思い出している節がある。

俺たちが疑われている、と凛が言った時の警戒モード、あの時点では
凛に対しての警戒を匂わせていたようにも取れましたが
朱音さんを守りきれるのかの不安、警戒だったってことですよね。

 

嘘でありながらある意味嘘ではない

「俺たちは関係ない」とまぁこれは嘘なんですが、
これを言っているときも、会話を思い返しながら言っている感じなので
朱音さんなり Stellar CROWNS のメンバーと協力するって
決めたときの会話なのかなぁとか。
嘘を言おうとは全くしていなくて、約束、自分が決めたことに対して忠実な人でした。
これ、わざとなんでしょうか。それとも役に入り込んでいたから普通にできちゃうものなのでしょうか。いずれにせよ凄いです。

 

朱音さんとの信頼感

マンションに連れて行ってもらったことがあったり
そこへ駆けつけたり、その後も二人で証拠を抑えようとするわけで
予想していた以上に二人の仲が深かったです。
守屋さんのことを調べた、と守屋さんに言っていますが
朱音さんに訊いて確認した、ということなのかもしれません。

 

記者会見は社長への宣戦布告?

記者会見で「朱音さんは生きている」と言った後笑っていたのは、
社長への挑戦みたいなことだったんでしょうか。
かの有名な「計画通り」の笑みみたいなもんですかね?

 

守屋について

アシスタントはいないのか

軌道にのってきた映像ディレクターで、何度もPV撮影などもして
レコード会社社長とタメ口はれるような守屋が
ひとりで手持ちカメラで音声も照明もなくアシも使わず撮影していたことは
特に理由無さそうです。
インタビューはまぁ雰囲気重視で手持ちってのはあるとしても
ちゃんとした取材シーンはもっと機材つかうべきですけどね。
ディレクターの手持ちカメラのみで押し切ろうって、
初期の水曜どうでしょうみたいですね。笑

 

小型隠しカメラの謎

録画してあとで回収形式の隠しカメラなのに機材車というかトラックに
なぜか映像がリアルタイムで送られているのもよくわかりませんでしたね。
電波飛ぶならバッテリー繋がないと絶対電池が持たないですし。

 

経歴の謎

海外に住んだ経験が無いって黎士郎に言っていましたが
海外で映像学んだっていうプロフィールはではなんだったんでしょう。

 

社長との関係

今までよっぽど仕事をこなしてきたのでしょうか。
タメ口で仲良く会話していますし寝そべったりだらけたりしたまま
社長と話していますし、普通のビジネスの関係だと
ちょっと崩れすぎですよね。
朱音とは同級生だったとばらしたあと
実際には顔見知り程度、と誤魔化したのも何故だったのでしょう。

 

最終話での行動

翔琉から何を依頼されたのか

社長の鍵盗んでおいて、「どうしたものか」と言っていたということは
綿密な計画の通り、というわけではないのかなと感じました。
翔琉から頼みたいことがある、と言われて朱音と話すことになりましたが、
その頼みたいことっていうのは金庫の鍵を手に入れることだったんでしょうか?

 

本当の目的とは

隠しカメラがバレたとき、社長らしき人に電話で
「怪文書や本当の目的については言ってない、うまく誤魔化した」
と言っていましたが、
社長から朱音のお兄さんのPCなどを探すように依頼も受けていたとかなんでしょうか。
バレた責任はあんたにもあると言っていたので文脈上電話の相手は
社長かなと思ったんですが違ったんでしょうか。
電話をしていても相手の声が聞こえるときと聞こえないときがあって
その辺は単に脚本演出の都合で変わる感じなんですよね。

 

先回りが出来たのはなぜ?

社長が隠しマンションへ出発した連絡を受けたとき、
朱音が「こっちももうすぐ守屋と合流する」と言っていたので
どうしたものかと言いつつすぐ朱音と連絡を取ってマンションへ先回りしたんですよね? 結構ギャンブルなタイミングな気がします。

 

Stellar CROWNS について

シェアハウスの謎

なぜ共同生活をさせられていたのか、
どれくらいの期間させられていたのか、わかりませんでした。
特に理由はなくて6人をいちゃいちゃさせたいだけだったのでしょうか。

 

アイドルなのか

ダンスと歌って話でしたけど、あの挨拶がぶりぶりのアイドル風味で
自分の好みからしたらダサいなーって感じなんですが
澤木田さんご自慢のコネと経営戦略があれば大丈夫なんでしょうかね…。

 

悠輔と翔琉の”意見の食い違い”

公式サイトに意見の食い違い仲違いしているとあって
本編でも同級生だと公表してなかった件で匂わせがありましたが
その割にパンケーキを悠輔の皿から取るなど仲悪そうじゃないんですよね。
結局なんで仲違いしてたんですか?
まだ凪沙と征行が朱音さんを守るのに協力するか否かで食い違ってた
というならわかるんですが。
翔琉が早く俺に相談しなかったからってことだったとしたら
仲違いというより悠輔君が臍を曲げているだけって感じですし
土下座シーンで一番に翔琉に同意してくれたのが悠輔でしたしね。

 

プロフィールは無意味?

メンバーの年齢はまぁ普通として、出身地や血液型、星座などの設定まで
してあったことに深い意味はなかったようです。
誰とは昔共演した、初対面とかもミステリーには関係なかったみたいです。
借金や病気設定も正直、別になくても成り立ったのでは、みたいな…。
一昔前の少女漫画とかラノベによくある感じの、
内容やキャラの性格の理由付けというよりファンが相性占いとか
お誕生日イベントを楽しむ為用の設定に近いように感じてしまいました。

 

凛の台詞

さっきのは演技で今は素の自分、そんなのきっちりわけてない
と凛がインタビューの後守屋さんに言っていまして、
リアルとフェイクの境目が無いみたいな
タイトルにかけた意味深な台詞で後々の伏線なのかなーと思ってましたが
別にそうでもなさそうでした。

 

時系列の謎

これ、時系列はどんな感じなんでしょうか。確実なのは

  1. 社長の盗作に朱音が気づく
  2. 1or1+1日?: 朱音さん自殺未遂(4話の数週間前)
  3. 5月位?: 翔琉君朱音さんを隠す
  4. 翔琉君 Stellar CROWNS 加入
  5. 6月10日 21:11  翔琉? ネットに書き込み
  6. 6月10日前後? 翔琉、社長宛に怪文書送付
  7. 翔琉君がメンバーに朱音さんの件を告白
  8. 朱音さん失踪から1ヶ月以上(6~7月?):  Stellar CROWNS 記者会見

ドラマ内に登場する衣装も、 Stellar CROWNS の衣装と私服の二種類しかないんですよね。
私服が毎日同じなんですよ。大人の事情なのでしょうけど。
なので服も時系列整理のヒントにならないんですよね。

 

守屋が来たのはいつ?

守屋さんが密着取材を始めるのはどこのタイミングなんでしょう。
翔琉君の告白より前なのか後なのか。
黎士郎君が用意した携帯が朱音さんに渡す物だったとして、
依頼して即日携帯が出てくるのは早すぎると仮定すれば
事前に依頼をしていた、ということで告白の後なのかなと。
2話で悠輔が電話をしているのは、朱音さんってことなんでしょうし。
わざわざ、電話しても出ないって守屋さんには言っていましたが
これはフェイクだったということでしょう。

守屋さんが社長サイドの人間なのではということで
メンバーが警戒していた、ということでいいんでしょうか。
でも警戒していた割には、翔琉君は
ただの野次馬の可能性も無い訳ではないと思っていたみたいですし。
ネットで守屋さんのプロフ調べてたのも大した意味はなかったんですかね。

 

翔琉の行動

タイミングは?

翔琉が朱音を心配して、
以前に一度だけ連れてきてくれたマンションへ神タイミングで訪れたことを考えると、
事務所なりクイーンレコードなりから朱音さんの動画が公表されたとか
関係者でその動画を見た結果、世間に休業の発表がされたとか
同じレコード会社だからその繋がりで耳にしたか。
でもそれなら、社長は朱音に一日しか『猶予』をくれなかったので
朱音はその日の内に動画を撮って翌日までに自殺未遂を起こすという
割と即断即決になってしまいます。
だとしたら翔琉君も朱音さんの休業を聞いてすぐに
可笑しいと直感してあちこち探し回ってたということになります。
偉いな…。バンドの仕事は丁度入ってなかったのかな。

朱音さんが自殺未遂を起こすのが ”数週間前” なのですが
数週間っていう定義は非常に幅があるんですよね。
昔は5~6くらいが妥当だったのですが最近は2~3週間をさすことが多いみたいです。
国語辞典でも、出版社によって2~10の幅があるようです。
なのでどうも時期がはっきりしない。

社長が怪文書を受け取って守屋さんに依頼するまでに
どれくらい時間をかけたかによっては、怪文書を送った後に
Stellar CROWNS に入った可能性もありますね。

守屋さんの密着取材初日に、翔琉君が”機嫌悪くなった”のは
なんでだったんでしょう。
動揺して一旦引いて、この後のタイミングでみんなに土下座?
でもそうなると隠しカメラがまだある状態だったので、
守屋さんにも筒抜けのはずですよね。

 

隠し場所は?

翔琉君は朱音さんの自殺を思い留まらせ、
取り敢えず朱音さんを社長から隠そうとしたと言っています。
隠すと言いつつ翔琉君が隠れ場所を用意した訳ではなく
隠しマンションにそのまま住んでいたってことでいいんでしょうか。
それとも実はシェアハウスの一室に匿っていて
だから凛君が毛布をかけてあげるタイミングがあったみたいな
十角館の殺人 ばりのトリックとか実はありましたっけ?

 

翔琉君はどうやって悪事を暴くつもりだったか

計画の謎

ただただ必死にやっていただけで綿密に社長を陥れる計画を
練っていた感じではないですよね。
Stellar CROWNS のみんなに真実を告げた後、
メンバーと計画を練ったのでしょうか。
記者会見から社長を動揺させて隠しマンションに誘き寄せ
隠しカメラで撮影しつつ問い詰めてましたが
すべて計画通りなんでしょうか。
記者会見を騒ぎにするために、知り合いの記者にわざと質問をしてもらった
とかならわかるんですけど。
なんなら探偵さんに潜り込んでもらって質問させてれば
わかりやすかったですけどね。

 

他のメンバーの活躍が微妙

最終的に翔琉&凛と守屋&朱音がメインになって、
凪沙、征行、黎士郎、悠輔はいまいち活躍がなかったなという印象です。
探偵の登場も、ミスリードの為のアイテムに過ぎなかったようです。

結局怪しい匂わせでしかなかったのですが、
どういう意味だよ 裏切んのか って、征行もキレ過ぎです。
凪沙の「どうかしてる…」って台詞はなんだったのでしょうか。 
芸能人生終わりなんていうのも、随分大袈裟だった気がします。
隠しカメラ設置の行為自体は、守屋のように家宅侵入でもなく
家主の許可があるのだし、用途としても防犯カメラ。
澤木田がそんなにビッグなら、告発した時点でアウト。
カメラに指紋があるかどうかはどうでもいい気がします。

凛と黎士郎の思わせぶりな会話もなんだったんですかね。
結局メンバー全員仲良しみたいなので、過去に色々あって、みんなが心配してる。この「みんな」はメンバーのこと、かもしれません。

1話の黎士郎のスマホは、朱音さんの為に手に入れたってことでいいんでしょうか。
一般的には海外にいたからって足のつかないスマホを手に入れるのって
そんなに簡単ではないと思うんですがどうなんでしょう。
身を隠させた朱音さん、つまり自分の本来の携帯は
社長に知られている自分の家に置きっぱなしで失踪している、と。
でもだとしても、わざわざ怪しげな携帯を高いお金を払って手に入れなくても
誰かが自分名義でレンタルして貸してあげるとかでいいのでは…。
Wi-Fiがあれば別に部屋から出ないならSIMも要らないでしょうし…。

タメ口だし翔琉に報告の電話をしてるのかなと思いますが
わざわざ入手した携帯からかけますかね?
でも基本敬語多めで丁寧に話している黎士郎なのに、
入手報告も社長の動向報告もタメ口なんですよね。たまたま?

 

映像の仕掛け

別にカメラ映像であることに特に仕掛けはありませんでしたね。

1話の冒頭のPCの設定についても深い意味は無さそう。
日付は実際の撮影が6月のはずなのでそのまま設定に転用したんでしょうか。
Vチャンネルの句点が投稿した途端に消えたので
実は投稿じゃなくて全てが視聴者を騙す為のフェイク動画で、
みたいな仕掛けかと思ったらそれも違いました。

 

事務所やレコード会社について

他の大人たちが出てこない

数社でやってるビッグプロジェクトというわりに、
朱音や Stellar CROWNS の所属事務所やマネージャーは何してるんでしょう。
そこら辺はフィクションだからと割り切ってばっさりカットなのでしょうか。
社長が本当に探偵を雇ったなら、探偵の癖に隠しマンションを見つけられないのも謎だし
なぜ守屋に依頼したのかの理由もわかりませんでした。

 

社長はどういう心境だったのか

社長視点だと、告発したら潰すと脅した朱音が失踪して
焦っていてもおかしくないのですが、事前準備もなく記者会見をして
やっぱりただのあんぽんたんです。
翔琉が「朱音さんは生きてる」と言った後
「証拠を押さえに行くって言って出ていった」ということは
社長側から見たら翔琉は朱音と繋がっていて、
朱音から自分の悪事を既に聞いている可能性が高いわけです。
なぜ生きている発言の後急に証拠が押さえられるようになるのか。

翔琉たちからしたら、どこまで計画通りなのかイマイチ読めないんですが
まぁここで社長を慌てさせてボロを出させつつ
守屋さんに金庫を見てもらうつもりなので「証拠を押さえに行く」
なんですが、社長視点だと文脈が可笑しくて罠な感じしかしない気がするんですよ。
いくら凛を味方だと信じていたからといって、無防備すぎます。

 

ある意味王道

結局1話で一番無口な子が”犯人”。または実は熱い奴。
という王道展開でした。
4話しかないので、ひねらずに翔琉が犯人、でも朱音の為に匿っている
という感じで終わるのかなと思ったら、
メンバーには既に翔琉がそれを告白して全員で協力済みというのは
良かったです。

ただやはり冒頭にも書いた通り
ミステリー要素のあるストーリーを楽しめるドラマを期待していたので
有料配信もストーリーには関係なさそうですし
怪しげなミスリードとご都合主義展開が多かったのが残念でした。

 

1話ごとの感想はこちら

https://teardrops.asazakura.com/archives/tag/real%e2%87%94fake