Aパート
「凛お疲れ」
！
なんともあっさりなバラし方は好みでございます。
良かったですね、みんなグル説でした。
お兄さんについての疑問
朱音さんのお兄さん、鏑木奏真さんというそうですが、
自分が作った曲を盗用されたことを苦に自殺っていうのが
どうも納得がいかないのですが…。
プロとして活動していたってことですか？
応募したデモ音源をきっかけに社長と繋がったとかですか？
で、それを社長が盗作したんですか？ 自分で編曲したの??
社長そこそこ音楽の才能があるんですね？
どういう経緯なのかはわからないのですが、
ショックだからと言って高校生？の朱音を残して
しかも遺書が「ごめんな 朱音」の一行だけで自殺してしまうのは
ちょっとあまりにも……。
況してや両親を失っている訳ですし。朱音があまりに可哀想です。
社長が盗作して朱音に歌わせたから兄は自殺した、ということなので
お兄さんは真実を朱音さんに言う選択肢もなく、
告発するつもりも術もなく命を断ってしまったんですよね。
社長は兄弟だと知らなかったそうですが、なんだかそこも
ちょっと疑問なところです。
朱音さんの本名を知らない、所属事務所は別だからってことでしょうか。
朱音は社長室に忍び込んだんでしょうか？
鍵もかけていないオープンな社長室なのか。
金庫がある割に無防備に譜面を放置しているのも社長杜撰です。
盗作の告発について
デビュー曲が兄の作った曲だけど社長が盗作して使ってる
というのはかなりショッキングですし、
認めないなら告発しますと言うのは良いでしょう。
そんなことしてみろ潰してやる、と脅しをかけてくる社長。
シンプルにクズですね。
社長の言う通り盗作の証拠って結構難しくて
朱音が言うだけではっていうのもあるんですが、
お兄さんの直筆の譜面と歌詞、メールの履歴があるなら割と証拠は揃ってるんじゃないでしょうか。
「あんたがこの部屋で見つけたかったもの」ということは
社長は証拠かつ盗作ネタを回収しておきたかったんでしょうかね。
自殺はちょっと
「自殺しましたオレの目の前で」と言う翔琉君。
それは流石に無理がある。
冷静に考えれば警察案件で社長にだって連絡がいきそうなもの。
まぁこの社長かなりあんぽんたんなので、そうやって”脅し”をかければ
狼狽えるかもしれない、というのはわかります。
「盗作の事実を公表してください。
朱音さんはお兄さんの曲を取り戻したいと言っていた」
この辺りの台詞は良いなぁと思いました。
社長のチープな悪党ぶり
「大した曲でもないのに騒ぎやがって」という台詞に
漂う小物の悪党感。
大した曲じゃないなら盗作する必要もないのにね。
「あんたには自分から罪を認めて欲しかった」。
なんだかんだ言っても、バンドでもお世話になってきた社長に
翔琉君としてはそれなりの情があったということなのでしょうか。
ところで隠しカメラ、マーサの首の後についてました？
それで撮れたんでしょうか。
いずれにせよ、ガッと行くのはやめたんですね。笑 愛だね。
「残念です。オレはこれを持って警察に行きます」
と言う翔琉君と揉み合う社長。
軽い呻き声をあげてドサッという音も入ってるのに、
残念ながらカメラが寄ったままなのがちょっとなぁって思いました。
突き飛ばされた二人を写して余裕のない社長のクズっぷりを
見せて欲しかったです。
良いタイミングで守屋さん登場です。
これ、カメラにはっきり写ってないですけど
多分話しながら鞄を翔琉君に渡してるんでしょうね。
朱音が売れたのは、「俺のコネと事務所の経営戦略のお蔭」。
そりゃそうなんですけどね。ザッツ芸能界ですから。
その程度の証拠で捕まえられないって言ってますけど
割と盗作の証拠は揃ってますよね。
まぁ兄の自殺の因果関係まで持っていけるかは疑問ですが。
Bパート
朱音さんを止める
翔琉君はなんで都合良く朱音さんが自殺しようというタイミングで
駆けつけることができたんでしょうか。朱音さん鍵かけてないの？
主人公補正でしょうか。なんか3話から一気に翔琉君のターンですよね。
あと、今の睡眠薬は数百万錠レベルで飲まないと死ねないですけど
ざらざらーって手にのせて飲もうとしてるのが気になります。
病院へ通って効き目の強い睡眠薬をもらい飲まずに溜めて
小分けにしてオブラートに包んだのを量産してっていう過程が
必要だと思うんですが。
朱音さんが衝動的な自殺で本気じゃなかったからなのか
フィクションの中ではクロロホルムを染み込ませたハンカチを口に当てるだけで気絶するアレと同じ、強力な睡眠薬設定なのか。
はたまた睡眠薬ではない何かなのか。
正直、真実を知ったから歌えないならその時点で
告発しても良かったと思うんですがね。
警察に行かないまでも取り敢えず弁護士に相談したら良かったのに。
告発しない、でも歌えないから死のうっていう発想がちょっと…
この兄弟メンタル弱すぎませんかね……。
「だからってお兄さんの後を追う気ですか
そんなのそっちのほうが大馬鹿だ」
いやまったく翔琉君の言う通りです。
「今あなたに出来ることはお兄さんの曲を取り戻すことじゃないのか」
恰好いいなぁ。
翔琉君無双
この後も続きます。
いきなり土下座をして
「みんなすまない。オレがみんなを巻き込んだ」
と言い出しますが、これ時系列的にはどこなんですかね？
「なんでもっと俺に早く言わないんだよ」
って言う悠輔君の怒りの理由がイマイチわからないのですが。
俺たち仲間だろう、水臭いじゃないか的な怒りなら
ちょっと怒りすぎだし突然なんですよね。行き違ってたんだよね？ 君たち。
友達だと思ってた朱音さんが自分じゃなく翔琉君を頼ったのが
嫌だったとしたらなんだかちょっと…ですし。
止めるのがいつもナイーブな感じに振る舞ってる凪沙なのも意外です。
その後征行に託すのはなんかイメージですが。
体が悪いのに無茶をさせたくなかったから、と翔琉君が言いますが
だったら普通に仲良しさんですよね。
愛にあふれていますが。仲悪い匂わせはなんだったんでしょうか。
「悪い。あん時は取り敢えず朱音さんを社長から隠すってことだけで
頭がいっぱいだった」
社長に脅されていたとは言え、命を狙われている訳ではないのだけど
まぁそれは良いとしましょう。
ずっと膝をついたままの翔琉君。
怪文書を社長に出したのも翔琉君で、理由は
「社長の注意を朱音さんから遠ざけたかった」。
プロジェクトに入ったのは
「兎に角朱音さんの穴埋めをオレがしなきゃと思って」
「みんなほんとにごめん」。
つまり、割と無計画でいきあたりばったりですね？
ミスリード
翔琉君が守屋さんに携帯を渡しましたが、
結局相手は朱音さんでした。
突然コールだけして守屋さんに渡しちゃうなんて、
守屋さんに電話を渡す前にLINEでもしたんでしょうか。
画面を見て怪訝な感じで、電話に出ても暫く無言だったので
画面にはなにも表示されていなかったのかなと思うのですが
相手が声を発する前に「朱音か？」ってなんで気づいたんでしょう。
それとも、普通なら画面で朱音相手だと思ったら
翔琉君からひったくる勢いで「もしもし朱音?!」ってなると思うのですが
予想されないためのミスリードなのかな。
「僕の事は心配しないで。今はただ翔琉のことを信じてあげてほしいんだ」
って、いやいや詳細説明してほしくないですかね。
朱音さんに忍び寄る怪しい姿もミスリードでした。
単に毛布かけてあげてただけだとは思いませんでした。笑
朱音さんと面識がないと言っていた凛君ですが
単に嘘ってことで良いのでしょうか。
朱音さんの家に行って寝ている朱音さんに毛布をかけてあげるほどの関係？
時系列もいつの話になるのでしょう。
黎士郎君の活躍
タクシーが駐車場を出たのを見て、
「今凛と澤木田そっち向かった」って朱音さんに連絡する役。
うーん。もうちょっと活躍させてあげられなかったんですかね…。
Cパート
はじまり
「ようやく終わりましたね」
「はじまるんだこれから」
朱音さんと翔琉って、本当に翔琉が守屋さんに話したとおり
翔琉は朱音さんを尊敬しているし、朱音さんに可愛がってもらっていた
という関係なんですね。
朱音さんの記者会見はステラクラウンズに比べると普通の様子。
プロジェクトがおわらなくてよかった、メンバーへ声援を、
歌手活動はつづけていくと述べています。
5ch的な奴で、社長、終わったななんて書き込みがありますけど
これで終わってくれるほど世間は正しくはない気がしますが
ちゃんと終わるんでしょうか。
で、書き込みは誰がしてるの？
守屋さんと朱音さん
このシーンは素直に、良かったです。
「なんで俺に頼らなかった。頼って欲しかった」
「映像ディレクターとして軌道にのってきた君に迷惑かけたくなかった」
実際守屋さんがどれだけディレクターとして成功しているのか
朱音さんもどれくらい売れているのかよくわからないですけど
裏から手を回して助けるくらいはできたと思うし
親友だと思ってたならやっぱり頼って欲しかったでしょうから
少なくとも自殺を考える前に真実を話すかどうかは別として
連絡は入れてあげて欲しかったです。
どこまでも男らしい翔琉君
「オレは飽く迄も朱音さんの代役として参加した。
それに本当の目的は澤木田の悪事を暴くことだった。
オレにステラクラウンズの活動を続ける資格は無いよ」
なんといいますかやっぱりストイックというか真っ直ぐな人だなぁ。
悲しそうとかじゃなく淡々と決意と覚悟を伝える姿が好きです。
征行の台詞から、凪沙があれだけ怯えていたのは
犯罪であり普通に怖いし素直に警察に行ったほうがいいと思っていたから
のようですが、凪沙普通にそれで正解なのと
ほぼ無関係なあなたがそこまで怯えなくて大丈夫だったよ？
あと、「門出を祝う」って知らない方が日本人として恥ずかしい
難しくない言葉だよ？
REAL⇔FAKE
街頭で流れる「REAL⇔FAKE」 Stellar CROWNS with 朱音。
無事ステラクラウンズがデビューして朱音さんも復帰したのねってことで
この展開は悪くない。
でもこの幼女さんはどなた？
誰かの妹とかそういうPart 2への布石だったら面白いですけどね。
[…] REAL⇔FAKE 最終話 感想 大団円なのは良かったけれど (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); […]