ふしぎの国のバード (3) (ビームC) 感想

甚兵衛さんがとても良い人だ。
チップくらい受け取っても良いのに。
昔の日本人はこんな感じのひとが多かったからこそ
色んな異国人が礼儀正しいと褒めて記録に残したのだろうな。

食事はどうしても相性があるし、
合っても飽きてしまうことは仕方ない。
簡単な宿のご飯ではなく、伊藤が用意してくれるのは本当に有り難いなと思う。

渡される時に大事に使えと言われていた筆なのに、
そもそも借りるべきでもなかったし
筆なんかバード女子が扱えるのか疑問。
明らかに大事なのが分かってい他のではと思うが
大事なの?と訊いたりすぐ謝ったりもせず
新潟に着いて先ず筆を買うかと思えば郵便局へ行って
自分だけ手紙を出すなんてあまりに傲慢。
伊藤も出したいと言っていたではないか。

滅んだ文明の記録を読んでそれに感謝し
その人の国を偉大だと思うのは、
その国が文明を滅ぼすのに加担していない時だけだと思うが。

伊藤が給料優先で先約の仕事を無断で蹴ったのは
史実のはずだが、好きな時に月7ドルは実際こんな契約だったのだろうか。
金額が低過ぎるし、事前予約もなければいない間の給料補償もせずに
拘束だけするのはあんまりだ。
日本人だと思って馬鹿にしているのだろうか。

自分は知り合いの家に泊まるから別の宿を取れ
と言われるとは思っていなかった。
キリスト教が嫌いと言ったら理由も聞かず
「じゃあ好きにならないとね」は可笑しい。

部屋の中でみんな土足なのに何故伊藤だけ裸足なのだろう。
経費を立て替えてもらっておいてがめついというのも可笑しい。
筆を弁償しないならせめて自分のペンを貸すこともしないのだろうか。
手紙を出したいと言っていたのになと思う。