BASARA 2 (フラワーコミックス) 感想

赤の王の残虐行為が彼の理想とどうも結びつかない。
良い国にしようとしているのにどうしてなのだろう。
タタラが邪魔者だと誰かに吹聴されているのだろうか。

マリオは子どもとは言え駄目なことばかりするなぁ。
そのせいで目をつけられて見張りもついてる筈なのに、
暗転中だからと言って何故逃げおおせるのだろう。
ざる過ぎる。
馬と鳥という野生動物が、危険を察知した上で
よく更紗についてきてくれるなと思う。

ハヤトも正直イラッとするが、大人に騙されるほどの年齢ということなのだろう。
何故こういった非道なやり方をするのだろう。
それで民がついてくる国が作れるとは思えないが
何が目的なのだろうか。

突然マザーグースが引用されたのに違和感。
今の世界の何百年と先に、伝説として残っているという設定だろうか。
勝手に置き手紙ひとつで行方をくらましてからの
飛車との再会の時の態度も違和感がある。

更紗は兎も角朱理は全くタタラだと気付かないのだろうか。
タタラの首をきちんと見なかったのか。
赤ん坊の時に背中に大きな焼印を押されて
サイズも疑問だし成長して綺麗には残らないと思う。