螺旋じかけの海(2) (アフタヌーンKC) 感想

賢者の贈り物のようになっていって不安だったが、
オトが助けてくれて、アキとナナオが時間を買うことにしたというのがとても素敵だ。

キャリアだから鳩をうまく操れるというのも面白い。
これくらい強かに生きられたら良いし、
それくらい陸は邪魔しないで欲しいと思う。

指を食いちぎられてもチコの面倒を見てきたのは偉いなと思うし
丁度転機だったとは言え陸の全てを捨てる覚悟を決めるところが凄い。
偶然オトに出会えたのも運命が味方したというところだろう。
「死は利他的」。なるほどと思う表現。
普通なら指を食べて一つになると言えば
猟奇的な発想に思えるが、
イルカであるチコが「マキタ、チコになった」と言えば
納得がいくし美しいことのように思えるのが不思議だ。