ダンス・ダンス・ダンスール (29) (ビッグ コミックス) 感想

配信を見ながら「潤平だけちゃんとカッコよく見える」
のがなんだか良いなと思う。
難しいことはわからなくても、ちょっとした動作で目を奪われる。

バレエに限らず芸術創作物全般に言えることだが、
”余白をみせる”ことは本当に大事だ。

盛り盛りの演技も良いけれど、怪我のこともあるしハラハラするし
我に返ってしまって踊れなくなって泣いてしまうのも
確かにプロとしてどうなのかという話ではある。
手間取りつつも自分で立て直したのは偉いが。

落ち込みすぎて「今は褒め言葉しか聞きたくない」
となる気持ちは分かる。
自分で駄目だったことは嫌というほどわかっている訳だから。
兵ちゃんの褒め方が本当に素敵。
「俺はこんなんじゃねーっ」的な叫び。
確かに痛々しく未熟な真摯さに惹かれる人も絶対いる。

流鶯の踊りは確かに『凄まじい』という言葉が合っているだろう。
本心をさらけ出すことが吉と出るだろうか。