少年のアビス 1 (ヤングジャンプコミックス) 感想

偶然好きなアイドルに会えるという設定と、
主人公を取り巻く環境の設定があまりにも落差があり
息苦しくなる。

足が痛いと言っているのに自分も辛いとすかさず言ってくる母親という、
世間からは虐待には見てもらえず、辛いと言えば
親不孝と言われるようなこの息苦しさの描写が上手い。
毒親という言葉ができて少しは世間の理解も深まったとは思うが。

チャコは良い子だと思うのだが、
「新しい推し見つけないと」というなにげない言葉も苦しくなった。
推しって好きになってしまうものであって、
探して見つけるものでは無いのではないだろうか。
引退したわけではないのにすぐ次にいってしまう世間も、
見離されたような気持ちになる。