用事で出かけて16号線を北に向かって走っていたので
このまま進んで行ってみようではないか、と思いつきで川越へ。

電車の乗換駅として利用したことはあるけれど
行ったことはない川越。
テレビなどではよく見るので。それなりの期待をして行ったわけなんです。

まずは川越大師喜多院へ。
徳川家縁の場所でもありますし、と思って行ってみたんです。
で、ぱっと見駐輪場もバイク駐車場も見当たらず、車用の駐車場はあるので
駐車場のおばちゃんにバイクの駐車場はあるか、無いならここに止めてもいいか
と訊いてみたわけですよ。そしたら
「ここは車用で、お金かかりますよ」

(´・ω・`)

うん。それは別にいいんだけど、止めていいのかって訊いてる。

「あとは塀の向こうに駐輪場ならあるので、ちょっとの時間なら
そこにとめていく人もいます。
まぁいいかわるいかは別ですけどね」

(´・ω・`)

普通に、「お金かかってもいいならこことめていいですよ、
ちょっと止めるだけなら駐輪場あっちにありますよ」
って言えないのかよ。
と思ってイラッとしました。嫌な言い方するなー、と。

結局別の駐輪場に止めて、歩いてきた。
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敷地内を散策していたら、駐輪場見つけたけど
塀の向こうってレベルの場所じゃなかった。こんなもんわかるかよ。
しかも、ちょっとの時間でもバイクおけるようなタイプの駐輪場じゃないし。

おばちゃんの言い方に傷ついてツレ共々、着いて早々トーンダウン。
早々に後にしました。

大正浪漫夢通りを抜けて、蔵づくりの町並みへ。
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なんだか、本当にちょっとしか無いんですね、蔵づくりのある場所って。
倉敷の美観地区なんかをイメージして行ってしまったせいもあって
歩道が狭いし車道が間近でそれなりの交通量があるし、
景観が良いともお世辞にも言えません。

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時の鐘。

ここの前で、マダムたちに写真を撮ってくれと頼まれました。
デジカメやスマホが普及し自撮りが当たり前の世の中になってきて
なんだかすごく久し振りに「すみません、シャッター押してもらえますか」
って声をかけられましたね。(*´ω`*)

菓子屋横丁にも行ってみました。
そこに至るまでの道も酷いもの。観光客が車道にはみ出して歩いているし。
今まで事故起きたことないんでしょうか。

テレビで見たことがある長いふ菓子とか置いてありますが
平日なせいかお店によってやる気が違いすぎて
面倒くさそうに仏頂面で座っている店員もいれば
店先で呼び込みをしている店員もいて、なんだかどっちにしても
入ろう!って思えるほどのお店が見つからず。

川越一番街の方に戻った時ひとつだけ気になる和雑貨店があって
入ってみたのですけど、商品を手にとってみたらタグがカランコロン京都。
カランコロン京都さんとは違うので、商品をおろしてもらっているのでしょうか。
なんにせよこぅ、え、小江戸じゃないの?京都なの??という気分になり。
和風だったらなんでもいいのかっていう。

確かに交通の便は良いというか、都心から割とすぐ来られるのは
良い点かもしれませんが、全体的に観光地とは思えない町でした。
案内板は少ない、あっても小さい、曲がるべき場所などあるべきところに
表示がない。
歩道が狭い、路面が悪い。
あちこちでcoedoとかcoedoビールなんてフラッグは見ましたが
小江戸という割には芯が通っていないというか
古かったり和風っぽかったりしたらなんでも良いみたいな雰囲気のお店も
多かったです。

もうちょっと、流石に京都みたいにとは言わないまでも
倉敷とか函館とか、整備されて雰囲気のある場所かと思っていました。
川越一番街の蔵造りも、飽く迄も残っているだけなんですね。

都心から近いから撮影地にも利用されて
だから観光客も来ると言うだけで、歴史を感じられる場所には
あまり思えませんでした。
期待しすぎていたのが悪いのかな。がっかり。

町の作りが、如何にも所謂駄目な田舎な感じで。
観光地を名乗るには整備の仕方が可笑しい。
お金をかける場所が間違っているというか。

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これ、なんだと思います?
休憩所って看板がたってました。
駐車場にはしたくないからベンチをおいているのでしょうか。
休憩するには日差しも遮れないし、テーブルも無いし自販機もないし
非常に不思議な場所でした。

不思議と言えば、これ。
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他にも蛙やうさぎ、カメレオン、河馬などを見かけました。
どうもこの、ヤジマミキオさんという方の常設展示らしいのです。
http://homepage3.nifty.com/kerokero2009/index.html

この作品自体は良いんですけど、
小江戸云々言っている町の中ににょっきり唐突にこういうのが置いてあって、
触るなというのと、全部でいくつあるよ、見つけられるかな、みたいな
コピー用紙みたいなPOPがあるだけで
なんだこれ?ってなってしまいました。
どうせやるならもっと説明があってもいいのに。

こういうところも、小江戸としてのポリシーを持って
それを残したい、伝えたいからやっているというよりも
たまたまあって、人が来るから観光地にしているだけの田舎町なんだな
と感じました。

事前にブログなんかを検索しても淡々とここへ行った、と書いているのが
多かったのはこういうことなのか、と思いました。
近くて手軽に行けて、和風っぽいものを見てお菓子をお土産に買って帰る
というので良い人には全然向いているのでしょうが
自分とツレには合わない観光地でした。

おまけに帰り道にパトカーに乗った機動隊員に呼び止められ。
違反行為に思い当たらなかったのでなんだろうと思ったら
肩に斜めがけしているバッグがひっかかったら危ないから、と。
斜め掛けっていってもメッセンジャーバッグ的なやつで
ベルトはかなり短くして体に添わせてたのに。

そんなこと言ったらバイク屋で売ってるバッグほとんど駄目だろう。(# ゚Д゚) ムッ!

要は暇でいちゃもんつけたかっただけらしくて
免許見せて、まではいいんだけど
ツレに、自賠責はちゃんとやってるのか、見せろとか言い出して
ツレが長引かせないようにと明るく爽やかに受け答えしてるので
我慢したけどぶちきれそうでした。
違反行為もしてないのにそこまで見せろとか言われるかっていう。

あいつらって、なんでタメ口で上から目線なんだろう。
すり抜けするなって言うのはわかるんだけど、
右からもすり抜けちゃダメだって、じゃあ追い越しはどうするんだよってw
つか、本当に駄目なことこっちがやってたなら捕まえればいいのに。
やってないからグダグダ言ってなにか不備見つけてぱくりたいんだろうけど
ちゃんと車検通ってますからっていう。

始まりから終わりまで酷い観光でした。

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