人の名前を笑ったり
女の子にお茶くみをさせて
ペットが死んだくらいで遅刻するな
風呂に売り飛ばすぞと言ったり怒鳴ったり
任意同行のはずなのに授業も行かせてくれなかったりと
のっけから警察の描写がイライラするあたり
リアルな感じがする。

男性軽視だというレビューを見かけて驚いたが
そのレビューを書いた方は男性のようで。
ただ登場人物たちの事実が描かれているだけで
軽視に当たるような部分は無いし
上から目線で相手を言い込めるというのではなく
冷静に淡々と、ただ主人公が思うことを口にするだけで
読みやすくためにもなる漫画だと思った。

特に復讐に関して「楽しかったですか」と等ところ、
権利と義務の話が印象に強く残った。

しかし学校にも行けなければ美術館にも行けないのは
本当に気の毒である。