かがりは自分の居場所を無くした人たちを迷わず助けようとするのが真っ直ぐな子だ。
命を助けられると意外にもいじめっ子たちも反省するようだ。あんなにぶっころすなんて言っていたくせに。

大介は本当に良い奴。
しかし、人を崖から投げ落として下でキャッチは人間技ではない。
空たちが来てくれたシーンと、それを見て
雪の中から現れた鬼神(ヒーロー)達とかがりが認識するナレーションが好きだ。

雪国育ちなので、いくらなんでも裸足で雪の上を走った上その後ずっとそこに立って泣いているのはありえないなと思ってしまう。大介の方は脱いでいる時に抱きつかれて履くタイミングがないのはわかるが。

数日しかいなかったのになかなか荷造りが終わらないほど荷物を買い与えてもらえたのか。実際何日いたのだろう。
アフターケアも万全で至れり尽くせりだ。
会えないのは寂しいけれど、私は忘れない。私が忘れない。
学校へ行く時も一人で頑張ろうと決意しているかがりは偉いし、
その背中を押しに来てくれるのがとても嬉しい。
別れを決意していたのにまた遊びにおいでと言ってくれるのも優しかった。
いじめっ子たちがきちんと改心しているところもハッピーエンドでよかった。