作家の蔵書を寄付してもらい展示する、しかも夜間しか開館していない図書館という設定が面白い。
賄いのメニューがなにかの本に出てきたメニューを再現しているのも楽しいし
手取り15万は少ないが家賃無料で賄い格安という条件を考えればなかなか羨ましい職場だ。

館長の正体については予想通りなのと、
莫大なお金が自由になる理由が単なる偶然のラッキーから始まるのは
多少興醒めではあった。
リアリティも感じられない。

著名人の本棚公開というのは企画で時々見るし面白いと思うので
憧れの作者の蔵書、しかも本人が買い集め読んでいたものとなれば
入館料を払ってでも行きたいし、19時からしか開いていないのが素敵だ。
始まりのところで鞄を持ってくれるというのを断った時
赤毛のアン? という発想がすっと出てくるのもオタク心を擽った。