自分も時々普段着で着物を着るが、
だいぶ数を絞って持っているので
こんなに選べるほど
たくさん着物も帯もあるのは羨ましい。
おばあちゃんの形見で思い出もあって、というのがまた素晴らしい。

ももちゃんは休みの日にお土産を会社に持っていくのが
すごいなと思う。よほど会社の人間関係がうまくいっているのだろうな。
自分だったら折角の休みに会社に寄り付きたくもない。

椎名さんは自分から誘って連絡先も伝えておいて
日程の連絡を自分からしてこないのが印象が悪い。
どうしても二回目に会った時、どんな事情があろうと
「邪魔」は有り得ないと思っているので
中々印象が好転しない。

せっかく普段着の着物漫画なのに
レビューなどではいまいち伝わっていない感想を見かけて残念だが
現代の日本は装道などと言って着物が道になっていたり
ハレの日用の着物(成人式や結婚式など)しか残っていなかったりして
ケの日の文化がきちんと伝わっていない。

単に服で和洋があるだけで、現代人は洋服ばかり着ているが
昔の人が中華料理だから着物は着られない、
雨の日だから着られない、
着替えるのに時間がかかるから朝着られない、
ひとりで着られない
なんてやっていた訳がないのだ。

堅苦しい偏った着物知識を着物だと思いこみ
これは漫画だからこういうことができるのだ、ではなく
普段着なのだから好きに着れば良いと思って欲しい。