答えを見つけるのに答えだけ探していても見つからない。
謎掛けのような先生のアドバイス。

チカから貰った花を押し花にして飾っているさとわちゃん、とても可愛い。
チカの音と音の間の話に、言葉と言葉の間に喩えて話してくれるお母さん、流石家元である。
それにしてもすっかり親子が和解できた様子で良かった。

自分が先生に言われて救われた言葉を、さとわに言ってあげるヒロ。良い先輩だ。
見越して後輩たちを連れて先に戻り、先生にヒロが遅れると伝えておく武蔵がさりげなくスマートで恰好良い。

音質を変える為に爪を変えようという由永は偉いし、
その爪が使いたいのではと気遣う周りも優しい。
チカはちゃんと、嫌な役回りをさせたとナツを気遣うし、きっちり先輩している。
ナツが自分の音質を変えるという発想もすごかった。
確かに器用だし、爪に思い入れがあるわけでもないし
それが良さそうではあるが、そういう発想ができるのが流石だ。

晶は当然音質には気づいていて涼香に相談していたのに、
この事態を見越して爪を変えさせなくて良いと言っていたとは。
本当に策士である。