都が諦めてると言ってしまう潤平。
きつい指摘だが、当たっているところもあるだろう。
付き合えていた時全てが輝いて美しくかった、という都の言葉。
それならふたりで一緒にいてみたら良いのに、と思いたいが
でも、流鶯を守ることが一番だという言葉に断ち切られる。
切ない別れだ。
いつかまた舞台の上でつきあおう という言葉が美しい。

潤平がYAGPに出ると聞いて、流鶯が自分も出ると大変だったというエピソード、
流鶯の中でちゃんと潤平が大きいのだと思って嬉しくなる。
基本を大切にした潤平の踊りを、つまらないと言われてしまうのはきついところではあるが
流鶯の気持ちも分かる。

バレエを愛し続けたかった千鶴。
自分が空っぽだと泣く流鶯を笑い飛ばしてくれるのが良い。
何ができたか、何をすべきだったのかと思っている千鶴さんに、流鶯がありがとうと言えたところが本当に良かった。