アキバ先生の
”言葉が本体にひっついてない"
”相手次第の水鏡”
という表現が秀逸。

さほの複雑な気持ち、複雑な女の友情。
浴衣の襟逆やで、というつっこみが、
理津子の頓着しなさ、ふたりの仲の良さ、女の現実的なところが表現されていてすごいと思う。

妹として兄を悪く言われるのは嫌だろうとは思うが
正直アオイが甘えただったのはその通りだろうと思うし
他人に知ってたならなんとかしろと言うのも違うと思う。
一緒に暮らしていて大変だったことは同情するが、できてかもしれないことなんて多分なかったと思う。

取り敢えず鹿が可哀想だ。完全なとばっちりだし
まぁリツコたち的には飛び出してきたのが人でなくて良かったねという感じ。
死にたいのに血が怖いし、なのにシャワーも浴びないのがよく分からない。
アオイはどう見てもクズなのに、妹がナンパされたと聞いて止めないのか。
美優の言うように、アオイは小説に書かれて嬉しかっただろうと思う。

小出さんも大概滅茶苦茶だが、女性陣とはまた違った方向性で面白い。

傷つくのも傷つけるのも逃げられないなら
壊れるところが見てみたいなんて
正直分からない感覚だ。