胡桃さんの気持ちは分かるが
植木屋さんも保護者の立場で無いなら
頼まれて送っただけなのは本当だし
それで下手くそって言われるのは気の毒な気もする。

今一人だからジャムをすくったスプーンを舐めるのは
マジレスするとバイキンが入ってジャムが駄目になるから
そもそもしてはいけない行為なのだけれど
一人だったから誰も気にする人がいないし
携帯も持たないし連絡もする必要がなかったという
れもんの描写が切ない。

おばあちゃん、どうせ忘れるなら嫌なこともみんな忘れればいいのにというの本当にその通りだと思う。
ままならないものだ。
れもんちゃんも辛い。
「結構元気そう」なんて言っていたけれど、やっぱり辛かったんだよな、それはそうだ。

イズミのことをちょっと知ってるけど知らない人だから便利という感覚はとてもよく分かる。
親以外の大人の知り合いって便利だし。

胡桃さん一方的に言いたいこと言って
誰もあたしがどんな気持ちでいたか聞かないというのもちょっともやっとしてしまった。
胡桃さんは良い人だけれど、やっぱり相手の言い分を聞かないのは子供扱いしているからなのだろうか。