秘密―トップ・シークレット (5) (JETS COMICS (4535)) 感想

猟奇的な反抗かと思いきや
子供だから高さが足りなかったという真相が衝撃。
警察に行くのが良かったのだろうが、
怖くて逃げた15歳の少年を責めることは出来ない。

傷の角度に気が付かなかったのは先生の落ち度だろう。
しかし犯人が子供だとわかれば見ないのが正解、なのだろうか。
難しい判断だと思う。
『兄が命をかけて守った妹の秘密を無理矢理こじ開けた』
厳しい真実を突きつけるものだ。
彼女が悪い訳では無いのだが、恵まれた生まれで
恵まれている事にも気付かないほど“幸せ“な人と
壮絶な人生を送って来た人とでは
どうしても見えるものが違ってくる。
先生がなぜ薪さんにわざわざ喧嘩を売る様な真似をしたのかよく分からなかった。

恨みを晴らしたいなら、病や寿命で死ぬ前に
この手で、と思う気持ちは分かる。
こんなところまで追い詰められて悲しい。
凶器に血がついていると聞いて怪我をしているのでは
と真っ先におばあちゃんを心配する岡部さんが、
この仕事に向いていないのではと思うほど優しい。