先生には15分のアドバンテージ、
僕には18年アドバンテージでやっと5分だよ
の台詞が、負けているという表現なのだがとても恰好良い。
八代は犯罪者ではあるが、確かに悟の先生であり
2人は同士とも言える存在でもあり
唯一の理解者である。
ヒーローって言うには、ずいぶん無様な気もするけど、そう信じたい。
本当にヒーローだ。

初めて、お母さんを出し抜いて、
でかしたあんた達と言われるシーンが
単純に面白いし、これまでのことを考えると
重みがあって感動する。

あいりとの再会も美しかった。
記憶が薄れつつある中で、まだ覚えているうちに会えたことが本当に素晴らしく、最高の結末だった。