失恋をきっかけに、失恋相手の好きなチョコレートを作るショコラティエになろうと志すところも
かなり突拍子もなく、フランスへ単身渡航し
なんのつてもなく仕事を探すなど
漫画的ではあるのだが、恋愛の心理描写がリアリティがあり
どろどろしていて大人の恋愛漫画という感じ。

実際にいたら、とんでもないストーカーである小動爽太も
絶世の美女というわけでもなく面食いで
二股をかけている自覚すらなく爽太を傷つけるような
悪女であるサエコも
キャラクターとして興味深く時に魅力的に見えてしまうところが面白い。