過去話で狐が頼み事があるのが
素直にできることならやってあげるよねと
共感して読んでいたが、
狐はそれによって人間がどうなるかには
頓着していないというところで空恐ろしくなった。

言葉が通じないから力で制する。
力が通じなければどうするつもりなのか。
新の考えが甘いところもあるのもわかるが
狩野一悟のやり方は紙一重のあやういものだと感じる。