マリーの突飛に見える行動を、「マリーだから」で納得させる
キャラクターの強さは、確かにマリーにはあると思う。
フランスの大きな転換期となる革命の、うねりの強さに圧倒された。

突っ込みたくなるところは多いにあるものの、
ところどころに出てくるマリーの描写は素直に恰好良かった。

訛っていると意地悪をされていた兵士がナポレオンの若かりし頃だと
最初は気が付かなかった。

兄妹の共闘に胸が熱くなったばかりなのに
転じて命を奪い合う関係になってしまったのは悲しい。
ゼロもマリーも、この先どう生きていくのだろうか。