ヴィーの異端審問の話は読んでいて苦しい。
実際の魔女裁判はもっと苛烈であったろうが
片鱗が垣間見えるし、人とうまくやっていたはずなのに
こうなってしまうことの悲しさはもちろん
それがアルマの魔法であったことや
シリウスがどういう思いでヴィーの傍にいるのか
ということがとても切ない。
ユーリの所へ行けと言ってくれるシリウスが恰好良かった。

トラウマを利用するという審問もなかなかにひどいけれど
実際どこまでが事実なのだろうか。