ネタバレあり

19-27話。
誰にも見つからずにテントに戻れたようで何よりだ。
写真は残念ながら風で水面が波立ってしまって
思うようには撮れなかったけれど、先輩もアドバイスをくれるし
次の目標ができたことにもなって良いと思う。
受川くんも的確なアドバイスをくれる。
伊咲の「私を残してね」がいきなり不穏な感じで引っかかる。

蟹ちゃんのツンデレと穴水さんの分かってる感じが楽しい。
ポスターは恥ずかしくないのかな?と思った。
少なくとも丸太は、自分の顔がポスターに描かれることを嫌がるかと思った。

どうでも良いことなのだが、関西人なのでお好み焼きがピザ切りされていて気になった。笑
石川県は実際どっち派が多いのだろうか。
分けて食べるのだからピザ切りの方が等分になるという話を聞くが
そもそも一枚七等分なんて一口で終わってしまうし…と思ってしまう関西人である。

『欠点とはまだ使い道のみつかっていない才能である』
この言葉をこのタイミングで丸太に言ってくれる先生が素敵だ。
花火を見に行かせようとチラシの残りをもらってくれる受川も優しい。

わざわざ一度家に帰って浴衣を着てきてくれる伊咲。
”いつの間に眠ってしまったのか、まるで、夢の中にいるみたいだ”
という丸太のモノローグがキュンとする。
「お祭りにワクワクする気持ち自分にもあったんだな」という丸太に対して
「浴衣の可愛い伊咲ちゃんが隣にいるからだよ」と冗談で言う伊咲も可愛いし、
あっさり「そうだな」と返してしまって、二人で照れているところもたまらない。
オレ寝るの超ヘタだから、と言う言葉も、2人の間だからこそ冗談っぽく言えるし
本来ネガティブなことなのに利点にもなっている。

”まだ夢のつづきをみているような
でもTシャツにしみた曲の涙がゆっくり冷えていくのを感じる”
詩的かつリアリティを感じる表現だった。暑い夏の匂いを感じる。

寝られないなら電話して、LINEして、ではなくて
ラジオを配信するから聴いてという発想がまた良い。
必ず聴かないといけないものでもないし、寝るからおやすみ、と言って切らなくても
ずっと声を聞きながら眠りの世界へ入っていける。
凝り性の丸太くん、風鈴の音をBGMに入れたのに
寝落ちしたから聞いてないと言われてちょっと可哀想。笑
うれしい、でいいんだよねと戸惑っていて可愛い。

私もやってみたくなったと言う伊咲ちゃん。
なら電話でいいよねなんて話にならない距離感がたまらない。