ネタバレあり

今巻は嵐の前の静けさという感じで、次巻への布石が主。

アシリパちゃんと杉元の絆が好きだし、この先2人の関係が
どう変化していくのが気になるところ。
アシリパちゃんの見ている未来に杉元はいるのだろうか。

暗号解読の方法は、アシリパが思っているもので
どうやら合っていそうだが、鶴見中尉のかけた罠に
どの段階で気がつけるか。

土方さんと杉元の戦闘シーンは迫力だった。
お店の人は大変気の毒だが。苦笑
史実の土方歳三が好きで、生きてくれているという意味では好きだが
キンカムの土方のキャラはあまり好きではなかったりはする。
が、やはりそれでも杉元たちと争うポジションにはいてほしくない。

石川啄木をこんな描き方するフィクション、中々お目にかかれない気がする。
よくもまぁこんなキャラにしてくれたものだ。
史実を知っている人からしたらニヤッとしてしまう。
犯人がジャック・ザ・リッパー本人という展開もドキドキするし
それに気がつく石川の頭は良い感じも面白い。

次の話が楽しみだ。