果たして真実は…?

9話を踏まえての予想。
これまで伏線の回収自体は比較的ストレートであることを考えると
最終話で突然変な捻りを加えてくることは無いと思う。
これまでミスリードに引っ張られて
多分深読みし過ぎているところも多い気がするし…。

 

11年前

直がチャットでクレシダを名乗っていたのは、自分がクレシダになることで
自分が紡ぐ物語の中ではクレシダはトロイラスを待っていて欲しかった。

直は母親が刺されるところを見てしまった。
しかし死因は自殺とされてしまった。
自分が物語を変えることができなかったことを後悔している。

草原でドッグを美奈が刺してしまう。

→一十三が自分が母親を殺したと言っているのと同様に、
言葉の綾であり事故などの可能性。
優作の正体によっては優作の可能性も。

優作はドッグの弟。
岸谷玲を刺したのは優作。

どうか時間を稼がせて欲しい。少年Aの母親を殺したのは というツイートが根拠。

→ただ役者さんを見る分には、刺したのは少年B。
→ファンタジー設定に振るならエアリアルが関わっている。

直は自分がやったと自首する。
優作も全てを失った。

→優作が第三者(角光、荻島の息子など)の場合は身代わりにさせられた。
ドッグの弟の場合は兄の復讐、
岸本玲を刺したのが優作なら目撃者である直への執着、
父に自分を見てもらえないことで傷ついている。
優作がクレシダ事件/岸本玲刺殺の犯人であり、父がそれを揉み消した、直に罪を着せたことで罪が届かず、
別の名前を得ることもできなかった。
クレシダの偽物。

 

2年前

一十三の保護観察をしていた五島に友木から連絡がきて、2人で一十三を守る約束をした。
友木はクレシダに入った。父の心残りを自分が代わって解決し、且つ一十三を手助けする為。
一方五島は優作に声をかけクレシダに入るよう仕向けた。
優作はクレシダに執着していた。家を出て、本当はやりたいことがあるのに、やりたいことが見つからない自分を演じていた。

五島が持っている証拠は、凶器のナイフのような物証もあるのか、得た証言か。
またはそれを得る為にクレシダに優作を送り込んだ?
優作は自分も美奈も罪に問われないことが納得がいかない。美奈に復讐して自分の存在を世間に見て欲しい。
未成年の内に”そこ”へ辿り着きたかった。

エアリアルは一十三の作り出した物語。
母を止められなかったことから一連の悲劇が起こったから、それを変えたい。
だから名前は母の名前岸本玲のアナグラムで城江公人。
アカウント名は妖精エアリアル。1話で一十三のスマホが一瞬公人の物になるのもエアリアル誕生の意味。
エアリアルは物語を変える為に行動している。
1話の挿入カットの衣装が9話、7話の衣装なのも謂わば未来から過去を変えようとしているから。
『だが胸が張り裂けようと口に出してはならぬ』が
逆になって『口に出してはならぬ  だが胸が張り裂けようと 真実を知りたい』になるのも
その暗喩。
9話でA=五島が『真実までもうすぐ』とツイートしているのも同様。

だから、一十三はエアリアルと会える場所を探していた。
その時を待つエアリアルと会う必要があった。

『もう一つの世界から、始めよう』も、同様の意図。
エアリアルが紡ぎ出すもう一つの世界で、失くした時間を取り返したい。
事件の全てを明らかにして真相を知りたい。優作も別の意味での事件の被害者で全てを失った一人。

→エアリアルが多重人格以上の意味がある、または人格の元になったものがあるならドッグの可能性
→角光とのやり取りを考えると、角光と公人が関係がある可能性もある。個人的に推したいのはこのパターン。

 

3話~

3話で公人が「決めるのは明日だ」と言っていたのは
優作に対して仕掛けることになるからまだ早いのではという意図。

A=五島で、逐一友木は五島に報告をあげていた。
3話ラストで一十三達の居場所に五島が辿り着いたのも、友木が教えたからか。

 

4話~

今回も一十三が依頼を決める。
もう適当に決めて取り繕う期間は終わった。
倶利伽羅会の依頼を超えたら、最後の場所へ行く。
今あるクレシダ4人衆の関係も含めて全てにお別れする。

 

6話~

友木とエアリアルは依頼人を友木にする時点で
もういよいよ最後だと思ったらこのツイートをするなど取り決めはしていたはず。
優作と一十三は知らなかった。

 

9話

9話の公人にメッシュが無いのは、一十三の代わりに行動していたから。優作も友木もその点は把握している。(だから一十三の代わりに公人が行くことに納得した)
病院で五島に公人が見えていたとしたら、一十三に見えていたはず。

美奈が全ての草に名前があると言っていたのに、
一十三が『名前のない花のある草原で全てを明らかにしたい』と言っていたのは名前の無い優作へのメッセージ。
一十三と美奈が逃避行しつつ探していたのは、草なのでは。
優作も自分に名前が無い、雑草みたいなものだと思っていた。たから、名前を教えるとツイートした。

優作が草原に現れたのは、美奈にとっては想定外。
美奈にとっては優作は単なる劇団の新人だったから。
一十三は自分と美奈だけでなく、優作の”失くした時間”を変えたかった。『人生をフォローして欲しい』。
全てを失った子供の失われた人生。

  

10話の展開

エアリアルがナイフを持っているのが気になるところで
いくらでもバッドエンドに持っていこうと思えば持っていけるけれど
期待するところとしては全員への救い。
草原に全員が揃いつつ、教会的なところで全て終わった後に弔い的なことをして
一応のハッピーエンドを迎えることを期待。

個人的な好みで言うと、
優作=ドッグの弟
公人=少年B
は無しだといいなぁと思っています。

 

エアリアルというキーワード

1話でエアリアル様と友木が言った時の4人の表情がずっと気になっているのと、
フォロワーに対して「エアリアルより」とツイートする意味、
それからいまのところシェイクスピアが思わせぶりで
そこまでシェイクスピアである意味や意図が見えてきていないので
その辺りも最終話で救済されて欲しいです。

クレシダ事件の概要の中に
エアリアルが登場しているとかその類。

 

タイトルの意味

Re:フォロワー。フォロワーへの返事。
9話では、自分達視聴者もクレシダのフォロワーなんだ、という感じがありましたが
最終話でもそういう演出が盛り込むなり
別の意味でのリフォロワーを見せて欲しい。

 

結論: 最終話楽しみ

ツイートでも書きましたが
考察するのは別に「予想通りすぎてつまんない」「予想してたあたしすごい」したい訳じゃなくて
単に楽しいからと、色んな事態を想定して備えておきたいという防災対策みたいなもんですw
もう図書館自体がメタファーとか夢オチとかとんでもないラストも色々想定していますw

予想外のラストだと嬉しいな。
楽しみな反面終わってしまうのは悲しいけど、
舞台もあるしまずは最終話みんなで楽しみましょう…!!

 

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