ルポ失踪 逃げた人間はどのような人生を送っているのか? 感想

期待していた内容とは違って、
失踪したことがある人へのインタビュー本。
失踪を届出や要件の有無を別にして
連絡が取れない人とすれば、総数はおそらくはねあがるだろう。
思い詰めるくらいなら失踪してしまえばいい
という提案を与えてくれるという意味では良いのかもしれない。

失踪先で生きて行くには経済力と法的な問題があると思うのだが
ボロ屋にしてもどうやって借りたのだろう。
幼少期に世話になった祖母とは連絡が取れなかったのだろうか。

サラリーマンの月収が50万と信じ込まされていたとして
50万家に入れていたら大黒柱で
仕送りのレベルを超えている。
それでも母親が好きなのは凄いなと思うし
それなのに葬式に来るなと妹に言われ
しかし葬儀代を振り込むと言うのも凄い話。
小さい頃書かれている以上に弟妹を虐めていたのかもしれないが
姉のお蔭で学校にも行けたのだろうにな。

失踪は認知症のパターンもあるのか。確かにそうだ。
事件性はなく本人が自分で出ていったとは言え、
警察には真剣に捜査して欲しい。

結局やむを得ない失踪と感じる人は少なく
何故そこで、と思うところで逃げて人を裏切り
迷惑をかけている印象が強いし
疾走した先でしっかり生活している人も少なかった。
反社の内容も多いので読んでいて疲れたし嫌な気持ちになった。