3月のライオン 18 感想

分かり合える人は最初から隣にいた
と思えたこともそうだし、
両方応援してと言えるようになったのも
零ちゃんの成長だなと思う。

島田さんの将棋が諦めと静かな怒りに満ちている
というのがとても腹落ちする表現。

会いたくてオロオロしていたのに、
だから他の事に集中しようとするひなちゃん
とっても偉いし強い。

島田さんの描写は読んでいて切なくて苦しくて
ここまででなくともなにかを真剣にやってきた大人には
突き刺さるシーンばかりだと思う。

負けた瞬間のことをあまり描かないのが
武士の情けのように感じた。
弟子に負けること、自分の力量を疑ってしまい
それでも後戻りはできない。
大人ならではの苦しさだ。本当のことがいっぱい詰まっている。

ひなちゃんたちがいてくれる零ちゃんに比べ
島田さんが孤独のように思えてしまうが
零ちゃんもここまで来るのにいろんなことがあったし
島田さんも困ったちゃんかもしれなくても
後輩たちがたくさんいて慕ってくれていて。

島田さんにあかりさんがいてくれたらと思う反面
先生のことも応援したいし
一体どんな顛末を迎えるのか描写されるのかはわからないが
兎に角みんな幸せになって欲しいという気持ちでいっぱいだ。