のっけから山南を追う沖田という、新選組好きなら
涙腺を刺激される辛いシーンから始まり一気に引き込まれる。
原作であるゲームと声を似せてくれている役者さんが多く
抑揚などを合わせているから監査官登場からひとりひとりの名乗りはかなりゲームそのまま。
植ちゃんがステに来てくれるとは思わなかったが、
安定をやってくれるのは最高の人選だと思っている。
元主を侮辱するなと言う安定が良いし、
割って入る兼さんが恰好良くて痺れた。
刀ミュでも元主に対して安定が非常に動揺し、
加州は思うところあれど一歩引いたところにいるが
ステでもそうなのなら原作設定がそうなのだろうか。
油小路事件の一連が舞台で見られるとは。
司馬史観寄りなのかなというのは個人的にはひっかかるところ。
しかし土方に勧められた酒は断れない兼さん、良いなぁ。
歴史を変えようと言い出すのはやはり堀川なのか。
何度も特命に出陣しているという台詞を言わせるの
なるほどと思う。
ゲームなら何度も出陣するわけだし、ゲームの顕現順に
従っている為フォローの台詞だという話も聞いた。
山南の描いた絵図を元に諸説を積み重ねる。
確かにみんなが生きて仲良くひとつになっていたら。
夢という言葉を度々出してきて、
近藤との切り合いの最中に「おまえが夢だ」と言われたら
あまりにも嬉しくあまりにも辛い。
兼さんのいつもの台詞を土方さんに言わせるのもぐっとくる。
いつも土方さんが言っていたから兼さんが言っている言葉なのだ。
死に場所を探すことと自暴自棄に死のうとすることは
全く違うのだが、混同する人が意外と多い。
この点、この本は流石だった。
家康の辞世の句をここで加州の口から出させるのも心憎い。
押し通るのじゃなく話をつけて尋常に勝負。
加州と安定の会話は泣ける。
自分の本丸の主として、いつも酷なことをさせてごめんよ
とも思ってしまう。
過去と向き合う。辛い過去と何度も向き合う必要は本当にあるのだろうか。
個人的には蛤御門が新選組の終わりの始まりとは思わないが
走馬灯の中でも共闘している姿を見るのは嬉しい。
沖田さんを追いながら敵をなぎ倒す時
「どけおらぁ」と加州が言うのが大変解釈一致。
人生を生き抜いたと思って散れるなら、
走馬灯のひとつやふたつ見せてあげても良いのではないか。
そんな訳が無いので、
沖田さんが刀を雑に扱ったと言わせるのが好きではないし
だからこそ沖田さんが否定してくれたのが良かった。
名刀だからこそ相手にするのに選んだ名刀がお菊という展開は脱帽である。
「ここはまだ夢の途中」。
近藤さんが恰好良いし応援したくなってしまう。
病に倒れた沖田さんの悔しさを思うと、楽しいという言葉が辛い。
まるで沖田さんがふたりに稽古をつけているようだ。
そしてまた、「俺達は全然楽しくなんかねぇよ」という
加州の叫びも悲痛。
三段突きは史実ではないが附だから、と突きで戦うシーンも素晴らしかった。
池田屋で結核が血を吐くほど進んでいたのも
司馬史観であり実際そんな訳がないので
血を吐かれると正直がっかりしてしまうが、
ここはゲームの設定がそうなので仕方ない。
悲劇としては確かに美しいのだ。
「沖田総司がいたから新選組が歴史に残った」。
安定による慰めではなく、絶対に真実のひとつだと思う。
愛刀二振を沖田総司は愛していた。
そんな思いくらい付け足しても良いではないか。
夢という言葉が度々出てきて、
新選組のはじまりの走馬灯で近藤さんが
夢が叶ったと言って消えていく。
愛刀が誉めてくれるなんて、本当に嬉しいと思う。
剣士冥利に尽きる。
この編成である意味があり、全員に見せ場がある。
笑わせるところは笑わせて泣かせるところはしっかり泣かせる良い舞台だった。
涙腺を刺激される辛いシーンから始まり一気に引き込まれる。
原作であるゲームと声を似せてくれている役者さんが多く
抑揚などを合わせているから監査官登場からひとりひとりの名乗りはかなりゲームそのまま。
植ちゃんがステに来てくれるとは思わなかったが、
安定をやってくれるのは最高の人選だと思っている。
元主を侮辱するなと言う安定が良いし、
割って入る兼さんが恰好良くて痺れた。
刀ミュでも元主に対して安定が非常に動揺し、
加州は思うところあれど一歩引いたところにいるが
ステでもそうなのなら原作設定がそうなのだろうか。
油小路事件の一連が舞台で見られるとは。
司馬史観寄りなのかなというのは個人的にはひっかかるところ。
しかし土方に勧められた酒は断れない兼さん、良いなぁ。
歴史を変えようと言い出すのはやはり堀川なのか。
何度も特命に出陣しているという台詞を言わせるの
なるほどと思う。
ゲームなら何度も出陣するわけだし、ゲームの顕現順に
従っている為フォローの台詞だという話も聞いた。
山南の描いた絵図を元に諸説を積み重ねる。
確かにみんなが生きて仲良くひとつになっていたら。
夢という言葉を度々出してきて、
近藤との切り合いの最中に「おまえが夢だ」と言われたら
あまりにも嬉しくあまりにも辛い。
兼さんのいつもの台詞を土方さんに言わせるのもぐっとくる。
いつも土方さんが言っていたから兼さんが言っている言葉なのだ。
死に場所を探すことと自暴自棄に死のうとすることは
全く違うのだが、混同する人が意外と多い。
この点、この本は流石だった。
家康の辞世の句をここで加州の口から出させるのも心憎い。
押し通るのじゃなく話をつけて尋常に勝負。
加州と安定の会話は泣ける。
自分の本丸の主として、いつも酷なことをさせてごめんよ
とも思ってしまう。
過去と向き合う。辛い過去と何度も向き合う必要は本当にあるのだろうか。
個人的には蛤御門が新選組の終わりの始まりとは思わないが
走馬灯の中でも共闘している姿を見るのは嬉しい。
沖田さんを追いながら敵をなぎ倒す時
「どけおらぁ」と加州が言うのが大変解釈一致。
人生を生き抜いたと思って散れるなら、
走馬灯のひとつやふたつ見せてあげても良いのではないか。
そんな訳が無いので、
沖田さんが刀を雑に扱ったと言わせるのが好きではないし
だからこそ沖田さんが否定してくれたのが良かった。
名刀だからこそ相手にするのに選んだ名刀がお菊という展開は脱帽である。
「ここはまだ夢の途中」。
近藤さんが恰好良いし応援したくなってしまう。
病に倒れた沖田さんの悔しさを思うと、楽しいという言葉が辛い。
まるで沖田さんがふたりに稽古をつけているようだ。
そしてまた、「俺達は全然楽しくなんかねぇよ」という
加州の叫びも悲痛。
三段突きは史実ではないが附だから、と突きで戦うシーンも素晴らしかった。
池田屋で結核が血を吐くほど進んでいたのも
司馬史観であり実際そんな訳がないので
血を吐かれると正直がっかりしてしまうが、
ここはゲームの設定がそうなので仕方ない。
悲劇としては確かに美しいのだ。
「沖田総司がいたから新選組が歴史に残った」。
安定による慰めではなく、絶対に真実のひとつだと思う。
愛刀二振を沖田総司は愛していた。
そんな思いくらい付け足しても良いではないか。
夢という言葉が度々出てきて、
新選組のはじまりの走馬灯で近藤さんが
夢が叶ったと言って消えていく。
愛刀が誉めてくれるなんて、本当に嬉しいと思う。
剣士冥利に尽きる。
この編成である意味があり、全員に見せ場がある。
笑わせるところは笑わせて泣かせるところはしっかり泣かせる良い舞台だった。
