さんかく窓の外側は夜 (5) 感想

半澤さんとの出会いが良い方向に行くかと
一瞬思ったものの、警察に追われること、
それがばれたときに先生たちになんと言われるかの恐怖で
エリカが奥さんを呪ってしまったのがきつい。
あれだけ『信じない力』が強かった半澤さんでも、
流石に奥さんが巻き込まれたら冷静ではいられないのだな。

遂に冷川の過去が明らかになる。
感情や語彙の欠落の理由に納得だ。

一般的には信じないことは信じるに対して
それを否定するネガティブさを含む言葉な気がするが、
本作を読んでいると考えが改まる。
どちらもそれぞれ、自分の信念に基づいた力なのだなと思う。