暁のヨナ 20 感想

奴隷にするのに拉致するとして
女子供も同じ様に労働をさせるのは効率が悪い気がする。
煮炊きや別の仕事を宛てがうのが普通では。
それもナダイがあるから関係ないということだろうか。
髪も着物もそのままで働きづらそうだ。
実際ナダイ入りであろうがなかろうが
酒は脱水症状を起こすのだから飲水は酒だけ
というのも意味がわからない。
前も思ったが、護衛の一人は残すべきだ。
危機管理が足りていないと思ってしまう。

ヨナとリリも心配だが、ハクの心労も心配なところ。
ユンに手綱を握るよう頼み、ハクに
「彼女なら絶対大丈夫だよ」と声をかけるジェハが大人だ。
キジャもハクを励ましてくれる。
ハクは動揺すると黙るし、ハクが動揺するとキジャが落ち着くというユンの見立ても面白い。
確かに二人きりで旅をしていたら、今ほど前向きな
旅になっていなかっただろう。
仲間に心の内で感謝するハクが泣ける。
シンアも気を遣ってくれるのが可愛い。

空風地の将軍が揃うのは確かに思ってもいない強い味方だが
ハクたちと邂逅してしまうのは複雑である。
ハクとスウォンが壁越しにお互い相手を認識しているのが切ない。
許せもしなければ許されたいとも思っていなかろうが
悲しい関係だ。

戦場でムンドクたちとハクが再会する描写が面白いし可愛い。
キジャがスウォンをヨナとハクの宿敵と認識してくれているのも優しい。
スウォンがキジャの手に触れ、
「私は玉座に座りたいのではありません」
とはっきり応えるシーンも良かった。

リリが覚悟を決めてヨナを隠し、囮になって捕まるところが本当に悲しく酷い状況ではあるが
強い決意がとても美しくもある。