暁のヨナ 16 感想

ヨナとスウォンのことを知らないジェハが
ただの商人と思っているスウォンと普通に会話をしているのが
ちょっとほっとする。
ヨナも動揺して震えて泣くようなことはもう無く
だから王になろうとしたのか、と気づいたからこそ
何が目的なのか値踏みするような目になっている。

リリは相変わらずお嬢様だ。
この時代自分の身分を証明するのも難しい。
金印という重要なものを持ち出すのも
万が一奪われたらと思うとヒヤヒヤする。

ヨナにゼノが冷静になるよう諭してくれるのが良い。

ハクのスウォンへの感情に衝撃を受けた。
ここまで強く暗いものだとは。
ヨナを助けるだけでなくその後も制御不能になるほどで
それを素早く察したジェハも、戸惑うキジャも
それぞれ二人らしい振る舞いで好きだ。

安全な自室に娘を閉じ込めたジュンギはもしかすると、
武器を手にするなと娘に言っていたイルと
近い考え方だったのかもしれない。
会議でジュンギがケイシュクに
「我が民を軽率だったと評価して欲しくない」
と言ったところや
たゆたう水の如く穏やかな民だが
一度堰を着れば全てを飲み込み他を圧する、
迸り出したら止められないとスウォンに言うところは恰好良かったし
遂に血を流す、流させる覚悟が決まったのだなと感じた。

リリもひとつ前に進めたようで良いラストだった。