組織は上にいかないと変えられない。
冬月は有能では無いが恩があるという流川のエピソードもしんみりする。
結局あれからコピーライターは諦めてしまったのは少し寂しいが
悩んだ末光一を思い出して「プランCだ」という背中が頼もしい。

広告代理店で働いている光一にとって、確かに今のあかりは天敵でしかない。
あやのは友達だから、と言うセリフ、本当に「そういうところ」だ。

エレンが「チャンスは水をかけてくる」というのは
さゆりのことを言っているのだろうと思うと、
あの出会いをエレンがチャンスだったと捉えているのは
なんだか嬉しくなる。
自分の偽物を騙っている人間なのに
庇ってあげるエレンが優しいなと思う。

エンレイの絵が普通でも、一生懸命なことがわかっていて
絵が好きなことも伝わっていて、
だからみんなが応援したくなるのだろう。
勝つことより戦うことがヒーローの仕事だ、
というエレンの感性が面白い。