三角的恋愛の饗宴(4) 感想

初めは思いが叶ったと思ったとしても、
こんなにも良いように利用されて
罪悪感で自分が悪いと思っている響が辛い。
本人が思った相談とは違ったものの、成田が意外と
きちんと立ち回ってくれてほっとした。

三吉はやっぱり好きなキャラだ。
後はリズムよく気の済むまで、という言い草に笑ったし、
ついていってあげると申し出てくれるのも優しい。

姉が弟にぶちまけるところがなんだかなと思ったが、
自分で弟に一緒に怒ってほしかったのだと
気づいたのは偉かったと思う。
単身のりこんで全部妹のせいかとビンタするまでは良かったが、
それで許せるのか、と思うと気持ち悪い。
妹にしたことを自分にしろというのも気持ちの悪い執着。
響の尊厳を踏み躙った男を、同じ女としてよく許せるなと思う。
結局自分の理想の王子様を自分だけが手に入れることで
満足がいくのだろう。
結婚式に弟妹が欠席なんて親戚連中からしたら
かなりスキャンダラスだと思う。

兎に角昌平が良い子で、確かに最初から当て馬だった訳で
うまくいったなら自慢してきてもいいのに
という考え方もできるのだろうが
まず話を聞く、響が大切というのがはっきりしていて
本作品中でぶっちぎりの良い男だ。
色々もやもやするが、
昌平が幸せならそれでいいかなという気持ちになる。